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2019年10月31日木曜日


丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信:No,0324】*:・(11/1~11/5)*:・

いよいよ11月霜月に入るこの週末のお知らせをお伝えしなければならないのですが、大変申し訳ありません。愛用のiMacが又々不調を起こしてしまい、今回は簡潔なお伝えになってしまいます事を、どうかお許し下さいませ。

【営業日/営業時間等のお知らせ】

今週末金曜日からの営業(11/1~11/5)には営業期間中のスケジュールに変更予定はございません。
販売時間は日曜を除く金~火曜日まで朝8:00から夕方6:00の通常(通年)通りの営業時間で、またカフェ営業時間 8時00分~17時00分(Last order 16時30分)にて皆様のお越しをお待ち致しております。

【週末獨逸麺麭(今週のドイツパン)】

2ヶ月周期の奇数月週末第1金曜日(1日)の週替わりドイツパンはゼザムブロート(Sesambrot=胡麻を使ったライ麦ブロート)です。

伝統的なヨーロッパのパンに於いてゴマを使用した(トッピングや練り込み)製品は、何かの形でオスマン・トルコ帝国の影響を受けたものが多いそうです。

例えば、ローマ帝国の中心であったイタリアには伝統的にゴマを使ったパンの類は見当たらないそうなのですが、イタリア南部、シチリア、マルタ島などはローマ帝国とオスマン・トルコ帝国との間で度々紛争した地域で、とりわけシチリアはアラブ系の文化の影響が随所に残されています。

シチリアのローカルパン“パーネ・シチリアーノ(Pane Siciliano)”は、独特の両端巻きの成形にたっぷりのゴマをトッピングしたもので、あたかもトルコスタイルのパンを思わせるような風情を持っています。

独特のライ麦由来の風味やサワー種の酸味に、非常にまろやかさと重厚な芳香を与える胡麻とのコンビネーションをお楽しみ下さい。

薄くスライスして頂き、多少炙る程度の焼き加減で食べて頂くと、 一層薫りをお楽しみ頂けると思います。

日曜日(3日・文化の日)のドイツパンは“ゲヴュルツ・ブロート”(Gewürzbrot=スパイス・ブロート)です。

アニス、キャラウェイ、コリアンダー、クミン、ディルシード等個性的なスパイスを配合した、独特の味わいと香りを“しっかりと”楽しむ事のできる一品です。

パテやリエットとの組み合わせは、他のハード系ブロートとは全く異なる具材の旨味を引き出してくれる化学反応をお楽しみ頂けることでしょう。

サワー種由来の酸味と個性豊かなスパイスの芳香は、他のスパイス系のヨーロピアンブレッドよりも、遥かに贅沢な広がりと深みをご堪能頂けると思います。

【この週末からのパングラタン】

二週目となる今週末のパングラタンは、「たっぷり茄子のボロネーゼ(Melanzane alla bolognese)」です。

イタリア・エミリア・ロマーニャ地方にある「ラ・グラッサ(肥満都市)」の異名を持つ美食の街“ボローニャ”の、誰もが知る代表的なパスタソースの“ラグー・アッラ・ボロニェーゼ(ragù alla bolognese)”と、たっぷりのナスを組み合わせたグラタンを御用意致しました。

【《秋冬限定》ホームメイドの熱々スープ】

こちらもいよいよ始まりました、初回は自家製スープの中でも特に人気の高い「ゾンネウントグリュックオリジナル・クラムチャウダー」をご用意致しました。

アサリを白ワインでサッと炊き上げたのちに、酒蒸し状態にして旨味を抽出し、たっぷりの香味野菜とシーズニング・ハーブ(ローリエやセージは庭で栽培している物を使用)と、新鮮なミルクやフレッシュクリームでゆっくり煮込んでおります。

体を芯から暖めてくれるホットスパイスもピリッと効かせたクラムチャウダーは、今年も度々お目見えするかと思います。
これからのシーズンのスープにも乞うご期待!!

【新商品/販売終了/休止/再開/売価変更のお知らせ】 

 1).季節商品は順次秋冬商品へと衣替え致しております。
いよいよ真打登場!! 今シーズンのクリームパンの発売が再開致しました。

自家製の銅鍋炊きカスタードを包み込んだオーソドックスなクリームパンは、小さなお子様からご年配のお客様までとても人気があります。

2).先月より、今年のシュトレンの予約承りが始まっております。
店内入り口とキャッシャーにはお知らせが掲示してございますが、こちらの方はご 覧頂けたでしょうか? 既にお客様から多くの色々なお問い合わせも頂いております。価格は2,800円(本体税抜き価格 2,593円(軽率適用))で販売させて頂きます。

今年はDMやフライヤー等の販促ツールは、目立つものは何も出してはいないので、もしかすると今年は無いのかな??等と心配された方もいらっしゃり、いえいえ今年も数量限定で手の込んだ事やりますよ(地味に)と言う感じで、既に色々と下準備 
始まっており、今年も喜んで頂けるよう頑張っていますよ!!

お引き渡しは12月1日(日)からとなります。 今年のクリスマスに是非ともご検討下さいませ!! 

3).毎年ご好評頂いています「水出しアイスコーヒー」「アイス・オ・レ」の今シーズンの販売は、10月15日をもちましてで終了いたしました。今年もたくさんの方にご愛顧頂きました事を感謝致します。
これから益々肌寒くなるシーズンに向けての温まる商品も順次ご用意して参りますので、引き続きご愛顧頂きます様お願い申し上げます。

【その他お知らせ】

・先週より弊店でもクレジットカード、交通系IC、一部の電子マネーによるキャッシュレス決済始めました。
QRコード決済(payペイ・LINEペイ等)と電子マネーへの現金チャージ、現金と電子マネーの併用はできません。
経済産業省が推進する《キャッシュレス・消費者還元事業》の最大5%還元の対象店舗となっております(こちらのキャッシュレス・消費者還元事業参加店舗が探す事ができるアプリやWebでは、決済手段の一覧にコード決済(QR/バーコード)の使用が可能と表示されておりますが、間違いですのでお気を付け下さい)。

・当店館外のテラスでは、山並みの緑や野鳥の囀りなど直に体感して頂き、開放感の中で利用して頂けます。(厳冬期はお休み致します)
館外テラスご利用に際しましては、配膳も含めましてセルフサービスとさせて頂いており、食事後のトレー及び食器類の店内への返却(紙屑等は備え付けのゴミ箱へ)も含め、お客様のご協力をお願い申し上げます。
(また、当店での喫煙は従来通り店外にてお願い致します。喫煙時には他のお客様にも是非ご配慮頂きます事をお願い申し上げます)

・弊店には駐車場スペースを設けており、お車でのご来店のお客様にご利用頂いておりますが、駐車場スペースには限りがございます。
どうかグループでお越しになられるお客様は、乗用車お1人1台ではなく、可能な限り極力お乗り合わせの上お越し頂きます様、伏してご協力お願い申し上げます。また、駐車スペースは区画された所定の場所に正しくお止め頂きますことも併せて御願い申しあげます。

大きく道路にはみ出した駐車は工事車両のみならず、小学校・学童施設とも隣接する道路は通園・通学・生活道路の為、また配送大型車両や緊急車両も通行しており、近隣住民の皆様や、その他のお客様の通行を妨げる迷惑駐車は事故を未然に防ぐ意味からも、どうか慎み頂きます様重ねてお願い申し上げます。
(駐車場内及び公路上での車両に因る事故、或いは盗難・破損等のトラブルにつきましては、当店といたしましては一切の責任を負いかねますので予めご了承願います。店舗南側(厨房出入り口側)プレハブ倉庫横にも1台分のお客さま駐車スペースを確保致しております。)

(※天候不順や その他の理由のため、近隣各方面からのご来店が著しく困難な状況を事前に予想された場合には、営業時間の変更・中止を行う場合もございます。また、原材料・商材の入荷事情に拠り、予告なく販売予定商品の中止や、仕様の変更が発生する場合もございます。予め御承知於き下さいます様、伏してお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、何也とお問い合わせ下さいませ。)

~今週も拙い長文にお付合い頂き有り難うございました~

2019年10月24日木曜日


丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信:No,0323】*:・(10/25~10/29)*:・

そうこう言っている間に二十四節気の“霜降(そうこう)”を迎えた10月の終盤の、今月最後の営業週となります。

霜降とは秋も末で、霜が降りる頃と言う意味からそう呼ばれるようになったそうです。

この頃になると景色も少しもの寂しさが感じられるようになり、お店の庭のポプラの樹をはじめとした落葉樹が次々と葉を落としていき、次第に色付き始めた広葉樹が、それまでとは違った紅や黄褐色の葉色で季節を知らせてくれている様です。

22日には新天皇の即位礼正殿の儀が華やかに執り行われ、改めて歴史と文化の継承が途切れる事なく脈々と受け継がれ、国民全てにその価値が浸透し、規律と和を尊ぶ国になっていったのかを改めて気付かされる思いが致しました。

ラグビー日本代表“ブレイブブロッサムズ”の、ラグビーワールドカップ2019日本大会は、先週末の南アフリカとの戦いで幕を下ろしました。
恥ずかしながら、ほぼラグビーに関しての予備知識がない自分が、食い入る様にテレビに映し出される死闘を観戦している事が客観的に面白く、個性もバックボーンも違う選手、コーチやスタッフの、掲げた目標への一点に向かうエネルギーや、その限界点と世界の壁との僅かな差を埋めるためのピースがはまらない歯痒さや、見ている全ての観戦者のそれぞれの心に新たな希望や労いの思いなど、ここでも多くの心が一つに纏まった「和」の精神が改めて衆目を集めた魅力となったのではないかなと感じました。

ただ、また台風の影響が今週末に、西日本から太平洋沿岸の東日本の地域に及ぶ予測が出ています。

未だに孤立している集落や、再建の見通せない生活に疲弊している避難中の帰宅困難な被災地域の住民の方が数多くいらっしゃいます。

年の瀬まで後僅か2ヶ月と少しになりました。

日本中皆そろって温かい新年を迎える事の、実際の難しさを思うと、素人が口挟む事では有りませんが、国家予算の優先順位をそこに一つでも上げて頂ければなぁと切に思います。

【営業日/営業時間等のお知らせ】

今週末金曜日からの営業(10/25~10/29)には営業期間中のスケジュールに変更予定はございません。
販売時間は日曜を除く金~火曜日まで朝8:00から夕方6:00の通常(通年)通りの営業時間で、またカフェ営業時間 8時00分~17時00分(Last order 16時30分)にて皆様のお越しをお待ち致しております。

【週末獨逸麺麭(今週のドイツパン)】

2ヶ月周期の偶数月第4金曜日(25日)のドイツパンはヴァルヌスブロート(Walnussbrot=クルミブロート)です。

クルミの持ち味を最大限に引き出したライ麦主体の大型ブロートです。

ドイツをはじめヨーロッパではクルミの入ったパンは人気が高く、どのベッカライを訪れてもたいてい店頭には用意してあります。

弊店の本製品のレシピはサワー種(自家製天然酵母)を使用していないスタイルを採用いたしておりますので酸味はありません

ババリア地方(バイエルン州南部)で好まれる爽やかなスパイス(フェンネル・マジョラム)を効かせ、モラセスシロップ(廃糖蜜)で深みをだし、味わいにコクを持た仕上がりにしています。

27日(日曜日)のドイツパンは、“ヨーグルトブロート(Joghurtbrot)”です。

その名の通り、ベースは小麦が主体となるライ麦ブロートですが、
仕込み時の多くにヨーグルトを配合しており、風味や乳酸菌由来の酸味が特徴的です。

ドイツは酪農王国であることはよく知られていることですが、乳製品をうまく取り入れたレシピの製品化が数多くあります。
バター製造時に分離される「バターミルク=Buttermilch 」を使ったものや、クリームチーズとサワークリームのちょうど中間の性質ような「クワルク=Quark 」、「ホエイ=Molke」、「ケフィア(乳酸菌+酵母のヨーグルト)=Kefir」等など無数に組み合わせはあります。

それぞれに特徴を巧く活かし、良さを最大限に引き出す技術はパン作りの歴史の長さゆえなのでしょうか? 気候や地形と言った地域性や、各地域の生活習慣なども反映しとても興味深いブロートは無数にあります。

【この週末からのパングラタン】

いよいよこの週末からの販売再開です。大変お待たせ致しました今週末のパングラタンは、「日吉産鹿肉の赤ワインとトマトの煮込み(Ragoût de chevreuil au vin rouge et tomate)」です。
丹波の山里「日吉町胡麻地区」の野山を駆け回る野生の鹿を、地元のハンターが仕留めた新鮮で身の締まった貴重な鹿肉をたっぷり使わせてもらいました。

一晩、香味野菜とハーブと共に鹿肉をたっぷりの赤ワインに漬け込み、肉、野菜をそれぞれソテーして旨味を封じ込め、漬け込みに使ったたっぷりの赤ワインとトマトで煮込んだ、とても贅沢な一品から今シーズンのパングラタンはスタートです。

鹿肉はは牛肉と比較して脂質が1/5、カロリーは半分以下なのに鉄分は1.7倍です。

ヘム鉄と呼ばれる身体に吸収されやすい鉄分の成分が豊富で、貧血や冷え性を予防する働きがあるので、これから寒くなるこのシーズンにはもってこいの食材と言えるでしょう。

世界最大の鹿肉消費国はドイツで、年間消費量は4万~4万5000tとされており、ジャガイモ団子添えの鹿肉煮込み(Hirschragout)や、ドイツの太打ちパスタなどに添えられる鹿肉のローストの赤ワインソース添え(Hirschbraten)などは、あちらのレストランではよく目にするメニューです。

鮮やかな紅色と脂身の少ない鹿肉を、血生臭くて硬い肉と言う先入観で敬遠する方も大勢いるのも事実ですが、ヨーロッパの星付きレストランの肉料理では、野生鹿の肉は最高位のグレードの扱いとされている位に滋味に溢れ、ロースト、グリル、ラグー等料理の個性をぐっと引き上げてくれる特別な食材なのです。

今週から始まる“秋~春の期間限定”オリジナルのパングラタン。若干出だしから飛ばしてしまった感がありますが、これからのシーズンもよろしくお願い致します!
(オリジナル・スープシリーズはもう少しのご辛抱。暫しお待ち下さい)

【新商品/販売終了/休止/再開/売価変更のお知らせ】 

 1).季節商品は順次秋冬商品へと衣替え致しております。
いよいよ真打登場!! 今シーズンのクリームパンの発売が再開致します。

今秋は、気温の乱高下で開始日を何時にするかとなかなか難しく、ようやく涼しい晩秋のこの時期に来てGo!!サインが出た感じです。

10月に入っても30℃を超える夏日が観測されたり、目紛しい不安定な気温に「本当に晩秋なの!?」と思えてしまう様な気候が何日もあり、気候変動は他人事ではない気がします。

自家製の銅鍋炊きカスタードを包み込んだオーソドックスなクリームパンは、小さなお子様からご年配のお客様まで大人気です。大変お待たせしました!

2).いよいよ今月4日(金)より、今年のシュトレンの予約承りが始まっております。
店内入り口とキャッシャーにはお知らせが掲示してございますが、こちらの方はご 覧頂けたでしょうか? 既にお客様から多くの色々なお問い合わせも頂いております。価格は2,800円(本体税抜き価格 2,593円(軽率適用))で販売させて頂きます。

日本を含む、原材料の世界的な気候変動等自然災害による生産低下や、トランプリスクの最大の懸案である米中の貿易摩擦に端を発した、世界規模の輸入コストの増大により、度重なる価格改定(値上げ)と言った状況には拍車が掛かっております。

シュトレンの主原料に数えられるバター等乳製品(担い手の減少や飼料の高騰に起因)やドライフルーツ/ナッツ類、スパイス類の価格の高止まりが続いていることに加え、物流等に関するコストも上昇しており、原材料費の負担が従来よりも大きくなっております。

弊店でもさまざまな対策を講じてこれまで生産性の向上やコスト削減等の改善を重ねて、ここ数年来価格維持に努めて参りましたが、企業努力だけではこれ以上は困難な状況であると判断し、昨年までの価格から価格改定させて頂きました。

今後も引き続きコスト削減の努力を徹底することで、今年の楽しいクリスマスシーズンも皆様のご満足いただける商品・サービスをお届けし、ご期待に添えられる様に精一杯頑張ります。 引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

お引き渡しは12月1日(日)からとなります。 今年のクリスマスに是非ともご検討下さいませ!! 

3).毎年ご好評頂いています「水出しアイスコーヒー」「アイス・オ・レ」の今シーズンの販売は、10月15日をもちましてで終了いたします。今年もたくさんの方にご愛顧頂きました事を感謝致します。
これから益々肌寒くなるシーズンに向けての温まる商品も順次ご用意して参りますので、引き続きご愛顧頂きます様お願い申し上げます。

 4). 創業した2007年の9月頃のわずか1ヶ月程だけレギュラー商品として店頭販売し、その後お盆や正月、大型連休期間の時期のみに限定製造販売で長きにわたり封印されていた「全粒粉食パン(whole wheat bread)」をリバイバル販売を開始致しました。

創業の2007年当時は商品拡大と淘汰を繰り返すカオス状態の中で、カテゴリーの重複する商品等の整理を行った際に一旦廃番を決定した商品ではございましたが、根強い草創期からのファンのお客様から長く再定番化を望む要望を頂いてきたこともあり、時期を限定(GWやお盆時期/正月期間中等)して単発でお出しして参りました。

昨今の食パンの人気により一層求められる声の高まりにお答えし、10月より毎週月曜のみの焼成となりますが、この秋以降の定番化を決定致しました。
こちらの商品も是非皆様に御愛顧頂けたならばとても嬉しいです。

【その他お知らせ】

・先週より弊店でもクレジットカード、交通系IC、一部の電子マネーによるキャッシュレス決済始めました
QRコード決済(payペイ・LINEペイ等)と電子マネーへの現金チャージ、現金と電子マネーの併用はできません。
経済産業省が推進する《キャッシュレス・消費者還元事業》の最大5%還元の対象店舗となっております(こちらのキャッシュレス・消費者還元事業参加店舗が探す事ができるアプリやWebでは、決済手段の一覧にコード決済(QR/バーコード)の使用が可能と表示されておりますが、間違いですのでお気を付け下さい)。

・当店館外のテラスでは、山並みの緑や野鳥の囀りなど直に体感して頂き、開放感の中で利用して頂けます。(厳冬期はお休み致します)
館外テラスご利用に際しましては、配膳も含めましてセルフサービスとさせて頂いており、食事後のトレー及び食器類の店内への返却(紙屑等は備え付けのゴミ箱へ)も含め、お客様のご協力をお願い申し上げます。
(また、当店での喫煙は従来通り店外にてお願い致します。喫煙時には他のお客様にも是非ご配慮頂きます事をお願い申し上げます)

・弊店には駐車場スペースを設けており、お車でのご来店のお客様にご利用頂いておりますが、駐車場スペースには限りがございます。
どうかグループでお越しになられるお客様は、乗用車お1人1台ではなく、可能な限り極力お乗り合わせの上お越し頂きます様、伏してご協力お願い申し上げます。また、駐車スペースは区画された所定の場所に正しくお止め頂きますことも併せて御願い申しあげます。

大きく道路にはみ出した駐車は工事車両のみならず、小学校・学童施設とも隣接する道路は通園・通学・生活道路の為、また配送大型車両や緊急車両も通行しており、近隣住民の皆様や、その他のお客様の通行を妨げる迷惑駐車は事故を未然に防ぐ意味からも、どうか慎み頂きます様重ねてお願い申し上げます。
(駐車場内及び公路上での車両に因る事故、或いは盗難・破損等のトラブルにつきましては、当店といたしましては一切の責任を負いかねますので予めご了承願います。店舗南側(厨房出入り口側)プレハブ倉庫横にも1台分のお客さま駐車スペースを確保致しております。)

(※天候不順や その他の理由のため、近隣各方面からのご来店が著しく困難な状況を事前に予想された場合には、営業時間の変更・中止を行う場合もございます。また、原材料・商材の入荷事情に拠り、予告なく販売予定商品の中止や、仕様の変更が発生する場合もございます。予め御承知於き下さいます様、伏してお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、何也とお問い合わせ下さいませ。)

~今週も拙い長文にお付合い頂き有り難うございました~

2019年10月17日木曜日

丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信:No,0322】*:・(10/18~10/22)*:・
先週のゾンネ通信に於きまして、営業時間の変更が掲載翌日(11日・金)発生いたしました事、連休前の大きな混乱はなかったものの、事前の決定が遅れました事をお詫び申し上げます。

そして先ずは今回の颱風19号により、被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

被災地の1日も早い復旧を心よりお祈り申し上げますと共に、全ての方々が可能な限り早く平穏な日常の暮らしを取り戻される様お祈り申し上げます。

毎週のトピックの様に、颱風被害の話題で始めてしまうのはとても心苦しく思います。何故ここ数年立て続けに、この様な破壊と混乱の甚大な被害を及ぼす巨大颱風が襲来する様になってしまったのだろうと、自然の猛威には無力ではあるものの、何か空しさを感じてしまうのは多くの方も同様だと思います。

先週末の土曜日からは、近畿地方にも雨風が強まる時間帯もありましたが、昨年の颱風20号再来の様な被害からは免れ、翌日日曜も、体育の日の月曜もスッキリしない空模様だったものの、全般的には颱風による災害の被害状況の報道は限定的だった様に思います。

しかし、太平洋側の東海地方、信州を中心とした中部地方や、伊豆半島から内陸を抉る様な首都圏から北関東に伸びる関東地方と、未だ復興半ばの福島県・宮城県の全域といった広範囲の被害の様子は、21世紀の現在の様子とは思えぬほど凄惨なものです。

特に農業を生業とされている方の被害の様子が映し出されるたびに、丹波広域の日常風景の収穫期、或いは収穫直後の仕事に精を出し、また一仕事終えて出荷を待つ様子がオーバーラップし、それこそ言葉も出てこない遣る瀬無さを痛感致します。

僅か少し前の千葉に上陸した颱風15号に於きましても、まだまだ手付かずの様子で、私事ですが、千葉市内に住む年の近いとても親しい従兄弟の住宅も屋根が飛ばされ、言葉では伝わりきれない悲痛な思いを抱えながら日々過ごしています。

何か少しでも力になれる事があればと思い、店頭募金も考えましたが、今まさに「赤い羽根共同募金」の募金運動期間が今月1日から始まり、災害/復興支援に取り組むボランティア活動や、NPOへの活動支援や、被災された方への生活課題解決の援助はもちろん、有形・無形の支援に小さな形でも参加する事が出来るのです。

店頭のレジの前に設置してあります「赤い羽根共同募金箱」が目にとまりましたら、どうか御助力賜りますれば嬉しく思います。

基本的にはその使用用途は47都道府県の実情に合わせ、都道府県共同募金会が同じ都道府県内での子共達や高齢者、障がい者などの生活弱者を支援するさまざまな福祉活動に多く割り当てられますが、今回の様な激甚な災害時支援には全国から集まった募金が役立てられます。

また、色々な場所でも様々な募金を始めとした支援の輪が広がっていますので、1度で終わりではなく、様々な共助の募金を始めとした連携に、微力ながらも協力したいと思います。

【営業日/営業時間等のお知らせ】

今週末金曜日からの営業(10/18~10/22)には営業期間中のスケジュールに変更予定はございません。

販売時間は日曜を除く金~火曜日まで朝8:00から夕方6:00の通常(通年)通りの営業時間で、またカフェ営業時間 8時00分~17時00分(Last order 16時30分)にて皆様のお越しをお待ち致しております。

【週末獨逸麺麭(今週のドイツパン)】

18日(金)の2ヶ月周期の偶数月第3金曜日のレギュラードイツパンのラインザメンブロート(Leinsamenbrot:=亜麻仁ブロート)を販売致します。主素材はライ麦を使用した混合タイプのドイツパンになります。

栄養価値としましてはオメガ3(n-3系)脂肪酸(不飽和脂肪酸の一種)のひとつであるα-リノレン酸、水溶性・不溶性のバランスがとれた食物繊維、さらにポリフェノールの一種であるアマニリグナンが豊富に含まれています。

α-リノレン酸は動脈硬化の予防、アレルギー予防、免疫機能の改善などにかかわるヒトにとって重要な脂肪酸ですが、体内では作ることのできない必須脂肪酸のひとつです。そして植物の中でも最も多い100g中 24.0g というα-リノレン酸が亜麻仁には含まれています。

また、リグナンはポリフェノールの一種で、抗酸化力や炎症反応を軽減する効力を持ち、腸内細菌の働きにより女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをもつ成分に変化します。

そのためエストロゲンは体内の総コレステロール値を下げ、またコレステロールの一種であるLDLを減らしてHDLを増やし、心筋梗塞などの心疾患、動脈硬化や骨粗鬆症の改善に効果的と言われ、内蔵脂肪面積が減少し、抗肥満効果があることもあり、リグナンの摂取によって、肝機能の改善作用が認められているそうです。

20日(日)のドイツパンはフランケン地方風のバオァンブロート(Fränkisches Bauernbrot=農夫風田舎パン)です。

ドイツ語圏でのベーシックブロートであるこのドイツパンは、非常に素朴な外観と細かな気孔が規則正しく並び、とてもバランスのとれた味と、ライ麦の芳ばしい香りとサワー種(自家製天然酵母)由来の豊かな酸味を楽しむ事ができる大型パンです。

ドイツの連邦食品農業省が出している食品のガイドラインブックの「ジャーマンフードブック」の“パンとビスケットのガイドライン”基づく農夫のパンの定義によれば、通常のライ麦の含有量は20%を超えており、追加された酸味の少なくとも3分の2はサワードウからのものでなければなりません。 ドイツの農夫風パンは通常はカット/クープはされませんが、クラスト全体に細かく避ける様なヒビ割れを起こさせる事で独特のクラック模様を作り出します(因みにドイツでの上記のビスケットの定義には、250g未満の小型パンが全て該当され、プレッツェルやカイザーゼンメル、ベルリーナ・シュリッペンなどの他、クロワッサンなどもここに含まれます)。

地域の特徴の1つは、ザクセン州の農家のパンは時々、生地にマッシュポテトやポテト製品を加えて作ることです。

バイエルン州等ドイツ南部からオーストリアにかけてのエリアで人気がある軽い爽快系スパイスのフレーバー“アニス、コリアンダーやキャラウェイ”の仄かな香り付けが絶妙な個性になり、後味の印象を引き立てます。

【新商品/販売終了/休止/再開/売価変更のお知らせ】

1).いよいよ今月4日(金)より、今年のシュトレンの予約承りが始まっております。

店内入り口とキャッシャーにはお知らせが掲示してございますが、こちらの方はご 覧頂けたでしょうか? 既にお客様から多くの色々なお問い合わせも頂いております。価格は2,800円(本体税抜き価格 2,593円(軽率適用))で販売させて頂きます。

日本を含む、原材料の世界的な気候変動等自然災害による生産低下や、トランプリスクの最大の懸案である米中の貿易摩擦に端を発した、世界規模の輸入コストの増大により、度重なる価格改定(値上げ)と言った状況には拍車が掛かっております。

シュトレンの主原料に数えられるバター等乳製品(担い手の減少や飼料の高騰に起因)やドライフルーツ/ナッツ類、スパイス類の価格の高止まりが続いていることに加え、物流等に関するコストも上昇しており、原材料費の負担が従来よりも大きくなっております。

弊店でもさまざまな対策を講じてこれまで生産性の向上やコスト削減等の改善を重ねて、ここ数年来価格維持に努めて参りましたが、企業努力だけではこれ以上は困難な状況であると判断し、昨年までの価格から価格改定させて頂きました。

今後も引き続きコスト削減の努力を徹底することで、今年の楽しいクリスマスシーズンも皆様のご満足いただける商品・サービスをお届けし、ご期待に添えられる様に精一杯頑張ります。 引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

お引き渡しは12月1日(日)からとなります。 今年のクリスマスに是非ともご検討下さいませ!!

2).毎年ご好評頂いています「水出しアイスコーヒー」「アイス・オ・レ」の今シーズンの販売は、10月15日をもちましてで終了いたします。今年もたくさんの方にご愛顧頂きました事を感謝致します。

これから益々肌寒くなるシーズンに向けての温まる商品も順次ご用意して参りますので、引き続きご愛顧頂きます様お願い申し上げます。

  3). 創業した2007年の9月頃のわずか1ヶ月程だけレギュラー商品として店頭販売し、その後お盆や正月、大型連休期間の時期のみに限定製造販売で長きにわたり封印されていた「全粒粉食パン(whole wheat bread)」をリバイバル販売を開始致しました。

創業の2007年当時は商品拡大と淘汰を繰り返すカオス状態の中で、カテゴリーの重複する商品等の整理を行った際に一旦廃番を決定した商品ではございましたが、根強い草創期からのファンのお客様から長く再定番化を望む要望を頂いてきたこともあり、時期を限定(GWやお盆時期/正月期間中等)して単発でお出しして参りました。

昨今の食パンの人気により一層求められる声の高まりにお答えし、10月より毎週月曜のみの焼成となりますが、この秋以降の定番化を決定致しました。

こちらの商品も是非皆様に御愛顧頂けたならばとても嬉しいです。

4).季節商品は順次秋冬商品へと衣替え致しております。

じっくり時間を掛けてオーブンで蒸し焼きにした新物鳴門金時を、紅色の皮ごと使用した自家製芋餡の野趣溢れる味わいの「(鳴門金時の)焼き芋あんぱん」は、今年も人気です。

ミニクグロフ型で焼き上げる「かぼちゃあんぱん」発売開始です。

かぼちゃあんがマーブル状に織り込まれた手の込んだゾンネオリジナルのかぼちゃあんぱんは、ここだけのオリジナルかぼちゃあん!! 秋からのゾンネウントグリュック作野商店の季節定番ラインナップにもご注目下さい。

【その他お知らせ】

・当店館外のテラスでは、山並みの緑や野鳥の囀りなど直に体感して頂き、開放感の中で利用して頂けます。(厳冬期はお休み致します)
館外テラスご利用に際しましては、配膳も含めましてセルフサービスとさせて頂いており、食事後のトレー及び食器類の店内への返却(紙屑等は備え付けのゴミ箱へ)も含め、お客様のご協力をお願い申し上げます。
(また、当店での喫煙は従来通り店外にてお願い致します。喫煙時には他のお客様にも是非ご配慮頂きます事をお願い申し上げます)

・弊店には駐車場スペースを設けており、お車でのご来店のお客様にご利用頂いておりますが、駐車場スペースには限りがございます。

どうかグループでお越しになられるお客様は、乗用車お1人1台ではなく、可能な限り極力お乗り合わせの上お越し頂きます様、伏してご協力お願い申し上げます。また、駐車スペースは区画された所定の場所に正しくお止め頂きますことも併せて御願い申しあげます。

大きく道路にはみ出した駐車は工事車両のみならず、小学校・学童施設とも隣接する道路は通園・通学・生活道路の為、また配送大型車両や緊急車両も通行しており、近隣住民の皆様や、その他のお客様の通行を妨げる迷惑駐車は事故を未然に防ぐ意味からも、どうか慎み頂きます様重ねてお願い申し上げます。(駐車場内及び公路上での車両に因る事故、或いは盗難・破損等のトラブルにつきましては、当店といたしましては一切の責任を負いかねますので予めご了承願います。店舗南側(厨房出入り口側)プレハブ倉庫横にも1台分のお客さま駐車スペースを確保致しております。)

(※天候不順や その他の理由のため、近隣各方面からのご来店が著しく困難な状況を事前に予想された場合には、営業時間の変更・中止を行う場合もございます。また、原材料・商材の入荷事情に拠り、予告なく販売予定商品の中止や、仕様の変更が発生する場合もございます。予め御承知於き下さいます様、伏してお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、何也とお問い合わせ下さいませ。)

~今週も拙い長文にお付合い頂き有り難うございました~

2019年10月11日金曜日

【営業時間変更のお知らせ】


いつもゾンネウントグリュック作野商店をご利用頂き、誠に有難うございます。

誠に勝手ではございますが、事前に予測されております颱風19号による
荒天の悪影響を鑑み、営業時間の変更のお知らせを致します。

10月12日(土)に限り

営業(閉店)時間を下記に変更させて頂きます。


営業時間 8:00 ~ 16:00

カフェ・オーダー最終受付 15:00



お客様にはご不便、ご迷惑をお掛け致しますが、

何卒御理解頂き、伏して御協力の程おねがい申し上げます。

2019年10月10日木曜日


丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信:No,0321】*:・(10/11~10/15)*:・

10月も折り返しになるこの営業週の週末は、14日の体育の日がハッピーマンデーなので、多くの方は12日(土)からの3連休を満喫できるのかと思いきや、またもやこの週末には颱風の接近の予報が出ており、心配な週末を迎えることとなりそうです。

今回の颱風19号は「大型」で「猛烈」な勢力を維持したまま、マリアナ諸島付近から北西方向に進路をとって日本列島方向に向かっています。

週末は関東・東海で大荒れに厳戒態勢を取る様に報道各社が広く呼び掛けています。

10月に入ったこの時期でも、日本近海の潮の流れは温度が高く、潮の流れに乗る様に西北に進み、北緯30度まで上がってくると偏西風の影響を受けることになり、大きく弓反る様に東に向きを変え、太平洋沿岸の東海地方から関東、東北に進んで行く予測が立てられています。

週末と言えば、ラグビー日本代表対スコットランド戦の大一番が行われる神奈川県の日産スタジアムは試合当日、おそらく荒天の為中止になる可能性があるニュースが流れてきています。そのほかにも12日の試合は中止が決定している情報も伝えられました。

10日木曜日(店休日)の早朝、府道平屋園部線の通称タテカベと呼ばれる桂川沿いの道から殿田方面にを所用で車を走らせていました。
日の出時刻頃の凛と冷え込んだ空気に、徐々に鮮やかに色付き始めた山並みのを背景と、棚引く川面からの朝霧に差し込む朝日の細かな乱反射が、嵐の前の静けさの様に、淡く和む幻想的で明媚な秋の穏やかな静寂感を実感させてくれる貴重な時間となりました。

季節は入れ替わった様にあっても、外の海はまだ暖かく、太陽に照らされた南洋では雲が沸き立ち猛威を振るう支度を今も続けています。

まだ処所稲刈りの終わっていない圃場もあり、上手く自然と対話しながら収穫のタイミング図っていくのでしょうが、予測不能の自然災害には本当に困ったものだろうと思います。

月曜日は体育の日です。天候で拘束される様な事が無い事を祈りつつ、今回の颱風19号による被害が全国でどうか出ません様に、良い週末3連休をお過ごし下さい。

【営業日/営業時間等のお知らせ】

12日(土曜日)の営業スケジュールに変更がございます。
詳しくは、最新のお知らせ情報をご覧下さい。

それ以外の金曜日からの営業(10/11~10/15)には営業期間中のスケジュールに変更予定はございません。

販売時間は日曜を除く金~火曜日まで朝8:00から夕方6:00の通常(通年)通りの営業時間で、またカフェ営業時間 8時00分~17時00分(Last order 16時30分)にて皆様のお越しをお待ち致しております。

【週末獨逸麺麭(今週のドイツパン)】

2ヶ月周期の偶数月第2金曜日(11日)のレギュラードイツパンはカッセラーブロート(Kasseler-Brot=カッセル地方の郷土パン)になります。

グリム兄弟の生誕地で、フランクフルトの東にある町「ハーナウ (Hanau) 」から、「ブレーメンの音楽隊」でその名を知られる、ハンザ同盟の都市として繁栄した北ドイツの「ブレーメン(Bremen)」を経て、風力発電で有名な港町「ブレーマーハーフェン(Bremerhaven)」までの南北約 600kmにわたる“メルヘン街道”があります。そのほぼ中央に位置する街「カッセル(Kassel)」は、先にご紹介致しましたグリム兄弟が約30年間暮らし、民話の収集をした街として有名で、緑溢れる庭園や古城、美しい丘陵を持つ芸術の街です。

カッセルが発祥の地である“カッセラーブロート”はとてもシンプルで、ライ麦粉1:小麦粉2の配合率と、酵母・水・粗塩・サワードゥだけで作られる素材本来の味わいと、サワードゥ由来の酸味をダイレクトに感じて頂けるドイツパンだと思います。
薄い灰色の比較的目の詰まったクラムは程よくソフトで、多くの食材に組み合わせられる万能ブロートだと思います。

日曜日(13日)のドイツパンは“ロッゲンミッシュブロート・ミット・プライゼルビエレン”(Roggenbrot mit Preiselbeeren=クランベリーのライ麦ブロート)です。ドライフルーツ系のライ麦パンです。

現在のクランベリーの主要産地は、圧倒的に北米になるのですが、クランベリーはもともと南ドイツ~チロル地方に分布しており、肉料理のソースなどでも利用されていた、ヨーロッパでもとても馴染みのある果物です。

ただ、生の果実はあまりにも酸味が強すぎるためにドライフルーツやジャムなどに加工して使用するのが常だったそうです。
もともとヨーロッパをはじめユーラシアでも入手可能な果実だっただけに昔から馴染み深く、色々な加工を施したクランベリーを用いた製品はパンに限らず菓子類にも多く見られます。
その中でも酸味を効かせたライ麦パンとの相性はとても良好です。
クランベリーは骨の形成や代謝に深く関わるマンガンや、体内でのコラーゲンの形成に関与するビタミンCを豊富に含み、足腰が弱ってきたり膝間接が痛み出したりするのが心配な方は要注目食材です。

【新商品/販売終了/休止/再開/売価変更のお知らせ】 

1).いよいよ今月4日(金)より、今年のシュトレンの予約承りが始まっております。

予約開始初日からすでに多数のご予約を頂き、大変嬉しく一層気合が乗っております。 
店内入り口とキャッシャーにはお知らせが掲示してございますが、こちらの方はご 覧頂けたでしょうか? 既にお客様から多くの色々なお問い合わせも頂いております。2,800円(本体税抜き価格 2,593円(軽率適用))で販売させて頂きます。

日本を含む、原材料の世界的な気候変動等自然災害による生産低下や、トランプリスクの最大の懸案である米中の貿易摩擦に端を発した、世界規模の輸入コストの増大により、度重なる価格改定(値上げ)と言った状況には拍車が掛かっております。

シュトレンの主原料に数えられるバター等乳製品(担い手の減少や飼料の高騰に起因)やドライフルーツ/ナッツ類、スパイス類の価格の高止まりが続いていることに加え、物流等に関するコストも上昇しており、原材料費の負担が従来よりも大きくなっております。

弊店でもさまざまな対策を講じてこれまで生産性の向上やコスト削減等の改善を重ねて、ここ数年来価格維持に努めて参りましたが、企業努力だけではこれ以上は困難な状況であると判断し、昨年までの価格から価格改定させて頂きました。

今後も引き続きコスト削減の努力を徹底することで、今年の楽しいクリスマスシーズンも皆様のご満足いただける商品・サービスをお届けし、ご期待に添えられる様に精一杯頑張ります。 引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

お引き渡しは12月1日(日)からとなります。 今年のクリスマスに是非ともご検討下さいませ!! 

2). 創業した2007年の9月頃のわずか1ヶ月程だけレギュラー商品として店頭販売し、その後お盆や正月、大型連休期間の時期のみに限定製造販売で長きにわたり封印されていた「全粒粉食パン(whole wheat bread)」をリバイバル販売を致します。

創業の2007年当時は商品拡大と淘汰を繰り返すカオス状態の中で、カテゴリーの重複する商品等の整理を行った際に一旦廃番を決定した商品ではございましたが、根強い草創期からのファンのお客様から長く再定番化を望む要望を頂いてきたこともあり、時期を限定して単発でお出ししてまいりました。
昨今の食パンの人気により一層求められる声の高まりにお答えし、10月より毎週月曜のみの焼成となりますが、定番化を決定致しました。
こちらの商品も是非皆様に御愛顧頂けたならばとても嬉しいです。

3).季節商品は順次秋冬商品へと衣替え致しております。
じっくり時間を掛けてオーブンで蒸し焼きにした新物鳴門金時を、紅色の皮ごと使用した自家製芋餡の野趣溢れる味わいの「(鳴門金時の)焼き芋あんぱん」は、今年も人気です。

ミニクグロフ型で焼き上げる「かぼちゃあんぱん」発売開始です。
かぼちゃあんがマーブル状に織り込まれた手の込んだゾンネオリジナルのかぼちゃあんぱんは、ここだけのオリジナルかぼちゃあん!! 秋からのゾンネウントグリュック作野商店の季節定番ラインナップにもご注目下さい。

【その他お知らせ】

・当店館外のテラスでは、山並みの緑や野鳥の囀りなど直に体感して頂き、開放感の中で利用して頂けます。(厳冬期はお休み致します)
館外テラスご利用に際しましては、配膳も含めましてセルフサービスとさせて頂いており、食事後のトレー及び食器類の店内への返却(紙屑等は備え付けのゴミ箱へ)も含め、お客様のご協力をお願い申し上げます。
(また、当店での喫煙は従来通り店外にてお願い致します。喫煙時には他のお客様にも是非ご配慮頂きます事をお願い申し上げます)

・弊店には駐車場スペースを設けており、お車でのご来店のお客様にご利用頂いておりますが、駐車場スペースには限りがございます。

どうかグループでお越しになられるお客様は、乗用車お1人1台ではなく、可能な限り極力お乗り合わせの上お越し頂きます様、伏してご協力お願い申し上げます。
また、駐車スペースは区画された所定の場所に正しくお止め頂きますことも併せて御願い申しあげます

大きく道路にはみ出した駐車は工事車両のみならず、小学校・学童施設とも隣接する道路は通園・通学・生活道路の為、また配送大型車両や緊急車両も通行しており、近隣住民の皆様や、その他のお客様の通行を妨げる迷惑駐車は事故を未然に防ぐ意味からも、どうか慎み頂きます様重ねてお願い申し上げます。
(駐車場内及び公路上での車両に因る事故、或いは盗難・破損等のトラブルにつきましては、当店といたしましては一切の責任を負いかねますので予めご了承願います。店舗南側(厨房出入り口側)プレハブ倉庫横にも1台分のお客さま駐車スペースを確保致しております)

(※天候不順や その他の理由のため、近隣各方面からのご来店が著しく困難な状況を事前に予想された場合には、営業時間の変更・中止を行う場合もございます。また、原材料・商材の入荷事情に拠り、予告なく販売予定商品の中止や、仕様の変更が発生する場合もございます。予め御承知於き下さいます様、伏してお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、何也とお問い合わせ下さいませ。)

~今週も拙い長文にお付合い頂き有り難うございました~

2019年10月3日木曜日

丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信:No,0320】*:・(10/4~10/8)*:・
10月神無月に入って最初の週末を迎える営業週となりますが、9月末の戦争前夜の様なピリピリとした空気感から、月を跨いで見れば「あぁ、やっぱりね」という感じのプチ混乱続発の消費増税と共に始まった軽減税率、キャッシュレスポイント還元等など…

何か楽しくなる様な話題はと言うと、やはりラグビーワールドカップの日本代表の快進撃ではなかろうかと思いますが、皆さんはこの時期だと、色々なスポーツ競技が佳境に入り、テレビで、スタジアムで、パブリックビューイングで、あるいは自ら積極的に体を動かしていますと言うのも有るかもしれません。

スポーツの秋を迎えたはずで、爽やかな風が流れる天高い秋空の下と言いたい所ですが、今年に関しては少し状況がおかしなことになっている様です。

10月に入ったら少し落ち着くどころか、1日(火)の京都市内の最高気温は33,6℃と真夏日を観測し、いつまで夏の名残りに付き合わなければならないのかと、正直満腹感から少し名残りバテ気味な方も多いことでしょう。

ただ、この9月から10月への曲がり角のこの時期は、お店の駐車場に有る金木犀の小さな橙色の花が一斉に咲き始め、濃厚な甘く気品ある香りを辺り一面に漂わせ、厨房内にも微かにその秋の愉しみを運んでくれます。

この週末は、日本海側を進む颱風は温帯低気圧に変わる見込みですが、颱風から変わった低気圧の等圧線の中心に向かって南からの湿った空気が勢い良く流れ込み、突風や竜巻の発生等とても不安定な空模様になることが予想されており、秋晴れの週末は残念ながら期待薄な状況です。

週が明けて火曜日(8日)は、二十四節気の17番目の“寒露(かんろ)”となります。

寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のことを指し、朝晩には漫ろ寒さ感じ始める様になって、一層の秋の深まりを知らせてくれる頃とされています。

天気予報では、この週末が名実ともに本格的な秋の空気に入れ替わるタイミングになると伝えていました。冷え込み始めるのは空気だけで、決して景気の方はなんとか持ちこたえて欲しいものです。

【営業日/営業時間等のお知らせ】

今週末金曜日からの営業(10/4~10/8)には営業期間中のスケジュールに変更予定はございません。

販売時間は日曜を除く金~火曜日まで朝8:00から夕方6:00の通常(通年)通りの営業時間で、またカフェ営業時間 8時00分~17時00分(Last order 16時30分)にて皆様のお越しをお待ち致しております。

【週末獨逸麺麭(今週のドイツパン)】

偶数月8月1週目の金曜日のドイツパンは、グラハムブロート(Grahambrot=小麦全粒ブロート)を焼き上げます。

ドイツでもスタンダードなグラハムブロートの「グラハム」とは、人の名前に因んだものです。
1794年、米国コネチカット州にて司祭の息子として産まれた「シルベスター・グラハム(1794年~1851年)」と言う名前の男性は、牧師として自然派食品の摂取推奨とアルコール類の危険性を広く力説し、精神と身体の健康に関する思想的リーダーとなった人物です。欧米に菜食主義活動をしている方の多くが彼を今日もなお信望し続けています。

麦粒(玄麦)は大きく分けて3つの部位で構成されており、通常製粉されて一般的に使用されている白い小麦粉は、麦粒全体の約83%を占める胚乳で主成分は糖質(でんぷん)とたんぱく質です。

全体量のわずか2%ではありますが、胚芽は芽となって成長する部分で、たんぱく質、脂質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6などの各種ビタミン・ミネラルを含んでいます。分離、精製して栄養補助食品等に使われます。

表皮は小麦粒の約15%を占めており、「ふすま(ブラン)」と呼ばれています。食物繊維、鉄分、カルシウムを豊富に含んでいます。
最近ここに含まれる食物繊維が腸内細菌の活動と密接に関係がある事が注目されています。

その効能を論じられる遥か昔にグラハム氏が考案した、小麦を漂白・精白する事無く、粗砕きしたもので作ったクッキー(グラハムクッキー)やパン(グラハムブロート)が、規律を重んじる南ドイツ・スイス・オーストリアで広く普及し、今日に至っています。

今週末日曜日(6日)のドイツパンはバーディシェス・ラントブロート(Badisches Landbrot=バーデン地方の郷土パン)です。

「バーディシェス」とは、南ドイツ、バイエルン州の西隣りにあるバーデン・ヴュルテンベルク州(州都はベンツのダイムラー社やポルシェの本社のあるシュトゥットガルト)のスタイル、つまり“バーデン・ヴュルテンベルク風”と言う意味です。

フランス・アルザス地方やスイス連邦と接するこの地域は、純粋なゲルマン文化ばかりでなく、より西側のフランスの文化圏の影響を残すものが多く、このドイツパンも、ステレオタイプの硬くて目の詰まったライ麦の「質実剛健」的なものばかりではなく、比較的加水量が多く、発酵種も2種類の天然酵母を使用(ライ麦粉を使用したライ由来のサワー種のほか、小麦全粒(グラハム)を使用した小麦由来の発酵種)する事により、他のサワーを使用したドイツパンの中でも、少し異質な醸成形式をとっているドイツパンの様に思います。

ライ麦に比べ、小麦比率も高く(一般的に70~80%)、食感としてはクラスト(外皮)と比較してクラム(内層)はソフトな印象を持ちます。

【新商品/販売終了/休止/再開/売価変更のお知らせ】 

1).いよいよ10月4日(金)より、今年のシュトレンの予約承りが始まります。

店内入り口とキャッシャーにはお知らせが掲示してございますが、こちらの方はご 覧頂けたでしょうか? 既にお客様から多くの色々なお問い合わせも頂いております。 
販売税込価格2,800円(本体税抜き価格 2,593円(軽率適用))で販売させて頂きます。

日本を含む、原材料の世界的な気候変動等自然災害による生産低下や、トランプリスクの最大の懸案である米中の貿易摩擦に端を発した、世界規模の輸入コストの増大による度重なる価格改定(値上げ)と言った状況には拍車がかかり、 シュトレンの主原料に数えられるバター等乳製品(担い手の減少や飼料の高騰に起因)やドライフルーツ/ナッツ類、スパイス類の価格の高止まりが続いていることに加え、物流等に関するコストも上昇しており、原材料費の負担が従来よりも大きくなっております。
弊店でもさまざまな対策を講じてこれまで生産性の向上やコスト削減等の改善を重ねて、ここ数年来価格維持に努めて参りましたが、企業努力だけではこれ以上は困難な状況であると判断し、昨年までの価格から価格改定させて頂きました。

今後も引き続きコスト削減の努力を徹底することで、今年の楽しいクリスマスシーズンも皆様のご満足いただける商品・サービスをお届けし、ご期待に添えられる様に精一杯頑張ります。 引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

お引き渡しは12月1日(日)からとなります。 今年のクリスマスに是非ともご検討下さいませ!!

2). 創業した2007年の9月頃のわずか1ヶ月程だけレギュラー商品として店頭販売し、その後お盆や正月、大型連休期間の時期のみに限定製造販売で長きにわたり封印されていた「全粒粉食パン(whole wheat bread)」をリバイバル販売を致します。

創業の2007年当時は商品拡大と淘汰を繰り返すカオス状態の中で、カテゴリーの重複する商品等の整理を行った際に一旦廃番を決定した商品ではございましたが、根強い草創期からのファンのお客様から長く再定番化を望む要望を頂いてきたこともあり、時期を限定して単発でお出ししてまいりました。
昨今の食パンの人気により一層求められる声の高まりにお答えし、10月より毎週月曜のみの焼成となりますが、定番化を決定致しました。
こちらの商品も是非皆様に御愛顧頂けたならばとても嬉しいです。

3).9月末頃をもちまして、夏の定番涼しげなカクテルの「ゼリー・デニッシュ」シリーズの販売は終了致しました。

これに伴い、通常のパイナップル・プリンセスやポアール、マロン等が随時入れ替わり復活致します(ダークチェリーとバレンシアは通年販売致しておりました)。
例年だと、8月終わり頃から9月の掛かり頃での入れ替わりなのですが、暑い日が多かった事も影響したのかお使い物などの引き合いもございまして、この時期までの延長販売となりました。長らくの御愛顧誠に有難うございました。

4).季節商品は順次秋冬商品へと衣替え致しております。

じっくり時間を掛けてオーブンで蒸し焼きにした新物鳴門金時を、紅色の皮ごと使用した自家製芋餡の野趣溢れる味わいの「(鳴門金時の)焼き芋あんぱん」は、今年も人気です。

ミニクグロフ型で焼き上げる「かぼちゃあんぱん」発売開始です。
かぼちゃあんがマーブル状に織り込まれた手の込んだゾンネオリジナルのかぼちゃあんぱんは、ここだけのオリジナルかぼちゃあん!! 秋からのゾンネウントグリュック作野商店の季節定番ラインナップにもご注目下さい。

【その他お知らせ】

・当店館外のテラスでは、山並みの緑や野鳥の囀りなど直に体感して頂き、開放感の中で利用して頂けます。(厳冬期はお休み致します)
館外テラスご利用に際しましては、配膳も含めましてセルフサービスとさせて頂いており、食事後のトレー及び食器類の店内への返却(紙屑等は備え付けのゴミ箱へ)も含め、お客様のご協力をお願い申し上げます。
(また、当店での喫煙は従来通り店外にてお願い致します。喫煙時には他のお客様にも是非ご配慮頂きます事をお願い申し上げます)

・当店駐車場は台数に限りがございます。

グループでお越しになられるお客様は、乗用車お1人1台ではなく、可能な限り極力お乗り合わせの上お越し頂きます様、伏してご協力お願い申し上げます。また、駐車スペースは区画された所定の場所に正しくお止め頂きますことも併せて御願い申しあげます。

大きく道路にはみ出した駐車は工事車両のみならず、小学校・学童施設とも隣接する道路は通園・通学・生活道路の為、また配送大型車両や緊急車両も通行しており、近隣住民の皆様や、その他のお客様の通行を妨げる迷惑駐車は事故を未然に防ぐ意味からも、どうか慎み頂きます様重ねてお願い申し上げます。(駐車場内及び公路上での車両に因る事故、或いは盗難・破損等のトラブルにつきましては、当店といたしましては一切の責任を負いかねますので予めご了承願います。店舗南側(厨房出入り口側)プレハブ倉庫横にも1台分のお客さま駐車スペースを確保致しております。

(※天候不順や その他の理由のため、近隣各方面からのご来店が著しく困難な状況を事前に予想された場合には、営業時間の変更・中止を行う場合もございます。また、原材料・商材の入荷事情に拠り、予告なく販売予定商品の中止や、仕様の変更が発生する場合もございます。予め御承知於き下さいます様、伏してお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、何也とお問い合わせ下さいませ。)

~今週も拙い長文にお付合い頂き有り難うございました~

 スープ・グラタン販売終了のお知らせ 毎年冬季恒例の季節商品となります「スープ」「グラタン」に於きましては、今シーズンも多くのお客様にご賞味頂き、お楽しみいただいて参りました。 さて、今シーズンは例年よりも約1ヶ月ほど早くはなってしまいますが、今営業週(〜13日:火曜日迄) を持...