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2019年12月26日木曜日


丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信:No,0332*:・(12/2712/29)*:

いよいよ今年最後の残り3日の営業となるこの営業週。令和元年の終わりを迎えようとしています。
今年も1年、ゾンネ・ウント・グリュック作野商店に格別のご愛顧を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
おかげ様をもちまして、本年は創業12周年(干支一周)を無事に迎えることができ、今までと変わることなく穏やかに、和やかに、楽しく1年お仕事をさせて頂くことができました。

皆様にとって、この「平成から令和」へと移り変わりを共に過ごした1年は、どの様な感想の、そして印象の年だったのでしょう。

先に穏やかに、和やかにと書かせて頂いて矛盾した様な事を書いてしまいますが、消費増税と軽減税率制度の導入、キャッシュレス化の推進と言った、まるきり今までとは経営環境が変わってしまう転換点の年になり、そういった意味では夏頃から10月までの五里霧中な模索状態は、創業以来、経験したことのない未体験ゾーンに迷い込んだ様な不安な期間ではありました。

10月の変更後は、大きなトラブルもなく、またお客様からの好意的な反応を頂く機会も多く、スタッフ一同、ここは何とか鬼門を脱したかなと言う安堵の思いを共有致しておりました。

そして、クリスマス・シュトレンに関しましても、例年よりもプロモーションは手薄にも関わらず、早期に予約完売させて頂くことができ、またパネットーネも御好評頂き、現在も多くお問い合わせ頂いている状況に御座います。

今後も御来店頂く皆様により一層のご満足を頂ける様、スタッフ一同より良い商品とサービスを向上させる所存でございます。
どうか変わらぬご愛顧の程、どうぞ宜しくお願い致します。

来る年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

尚、年末年始のゾンネ・ウント・グリュック作野商店の営業時間は下記のお知らせ通りでございます。
年末年始のお休み期間中は何かとご不便をお掛け致しますが、ご了承頂けます様お願い申し上げます。


【年末年始の営業日/営業時間等のお知らせ】

年末年始の営業日につきまして改めてお知らせ致します。

12月30日(月)と31日(火・大晦日)、年が明けて新年元旦1日(水)、2日(木)はお休みさせて頂きます。


また、年内の営業はの29日(日)迄となりますが、27日(金)、28(土)は朝8:00から夕方6:00の通常(通年)通りの営業時間で、またカフェ営業時間 800分~1700分(Last order 1630分)にて皆様のお越しをお待ち致しております。

年内の営業は最後の29日(日曜日)は夕方16時にて店仕舞いさせて頂きます。またカフェ営業時間 800分~1500分(Last order 1430分)にて皆様のお越しをお待ち致しております。


また、新年仕事始めは3日(金曜日)の朝9時より営業開始の予定となっております。新年正月営業期間と致しまして、13日(金曜日)~7日(火曜日)迄の5日間は、朝9時開店~午後4時閉店とさせて頂きます。
年末年始は通常とは異なる変則的な時間にて営業させて頂きますのでご注意下さい。


【週末獨逸麺麭(今週末のドイツパン)】

今年最後の27日(金)のドイツパンは、“ロッゲンブロート・ミット・ホニッヒ・ウント・イングヴァ(Vollkornbrot mit Honig und Ingwer=蜂蜜と生姜を使ったライ麦ブロート)”です。

ライ麦の極粗めに挽いたもの、通常挽きの粉を使用して作るライ麦主体の混合ブロートに、保湿力やミネラル配合の豊富な蜂蜜と、血流を促進し、免疫力を高め る効果の期待できる生姜を添加する事により、ひとランク上の健康志向のドイツパン楽しむ事が出来ます。生姜を蜂蜜に漬け込んだ生姜蜂蜜シロップを使ったこちらの商品を、約4年前に提供させて頂いた事がございましたが、本当に久々に御用意致します。

ドイツには、ロッゲンブロートやフォルコンブロート・ミット・ホニッヒ (蜂蜜を使った全粒粉ブロート)として、一般的ではないかもしれませんが販売されていますし、生姜もビスケットや焼き菓子のケーキでは使われる素材です。
この生姜蜂蜜を練り込んだライ麦ブロートは当店オリジナルなので「ドイツ人もびっくり!!」かもしれません(いやいや!広いドイツにはパンの種類 1200~1500種類とも言われているので、一人ぐらい同じ事考えているマイスターはいるかもしれません…多分いるでしょう)

蜂蜜は健康をサポートする 成分が充実しており、まず砂糖と同量の場合のカロリーは約76%と低いものの、主成分がブドウ糖と果糖のため腸から効率よく吸収されエネルギーへの変換が早く、ビタミンB群も豊富なため疲労回復に効果的です。またカリウムが豊富で体内の余分な塩分を排出してくれる働きがあり高血圧の予防に優れており、 その他にも整腸作用があり、便秘や下痢の改善や、肝機能向上による強肝作用、蜂蜜が持つ強い殺菌力が呼吸器系細菌の増殖を抑え咳止めとしても有効である事が分かっています(※1歳未満の乳児へ与えるのは乳児ボツリヌス症候群を引き起こすリスクが有るため、加熱したものであっても危険なので避けましょう)。

一方生姜も主だった成分として「ジンゲロール」「ショウガオール」「ジンゲロン」は血流を改善し、体を温める効果を齎し(ただし生のショウガに含まれるジンゲロールは体の末端部を温めてくれるものの体内深部の温度を下げる作用があり注意が必要です! ただし、加熱するとジンゲロールの一部がショウガオールに変化し、体内深部を温めてくれる)、殺菌効果や、発汗作用を促す効果、咳を鎮める効果も有るため風邪の季節には有効な食材です。

29日と、1月7日迄のドイツパンはお休みとなります。

【《秋冬限定》この週末からのパングラタン】

今年最後の週末はこれです!! 
今週末のパングラタンは、今シーズンの開幕メニュー「日吉産鹿肉の赤ワインとトマトの煮込み(Ragoût de chevreuil au vin rouge et tomate)」を、再度令和元年最後に持ってきました(日曜日までなので急いで下さいね)。

今回も丹波の山里「日吉町胡麻地区」の野山を駆け回る(夜な夜なお店の庭にも出没する)野生の鹿を地元のハンターが仕留めた、新鮮で身の締まった貴重な鹿肉をたっぷり使わせてもらいました。

一昼夜、香味野菜とハーブと共に鹿肉をたっぷりの赤ワインに漬け込み、肉、野菜をそれぞれソテーし、漬け込みに使ったたっぷりの赤ワインとトマトで煮込んだ、とても贅沢な一品です。

あえて又々書かせていただきますが、鹿肉はは牛肉と比較して脂質が1/5、カロリーは半分以下なのに鉄分は1.7倍!ヘム鉄と呼ばれる身体に吸収されやすい鉄分の成分が豊富で、貧血や冷え性を予防する働きがあるので、これから寒くなるこのシーズンにはもってこいの食材と言えるでしょう。

世界最大の鹿肉消費国はドイツで、年間消費量は4万~4万5000tとされており、ジャガイモ団子添えの鹿肉煮込み(Hirschragout)や、ドイツの太打ちパスタなどに添えられる鹿肉のローストの赤ワインソース添え(Hirschbraten)などはよく目にするメニューです。

鮮やかな紅色と脂身の少ない鹿肉を、血生臭くて硬い肉と言う先入観で敬遠する方も大勢いるのも事実ですが、ヨーロッパの星付きレストランの肉料理では、野生鹿の肉は最高位のグレードの扱いとされている位に滋味に溢れ、ロースト、グリル、ラグー等料理の個性をぐっと引き上げてくれる特別な食材なのです。

【《秋冬限定》ホームメイドの熱々スープ】

今年最後の自家製スープは“やっぱり”「ゾンネウントグリュックオリジナル・クラムチャウダー」をご用意致しました。

アサリを白ワインでサッと炊き上げたのちに、酒蒸し状態にして旨味を抽出し、たっぷりの香味野菜とシーズニング・ハーブ(ローリエやセージは庭で栽培している物を使用)と、新鮮なミルクやフレッシュクリームでゆっくり煮込んでおります。

体を芯から暖めてくれるホットスパイスもピリッと効かせたクラムチャウダーで、今年のゾンネウントグリュック作野商店の締めは如何でしょうか?

【新商品/販売終了/休止/再開/売価変更のお知らせ】

イタリア・ミラノ発祥と言われるこの季節のお祝いの醗酵菓子「パネットーネ・クラスィコ(Panettone Classico)」が、年末年始の期間限定で発売致しております(概ね公現祭時期までの販売となります)。

イタリア固有種の酵母菌「パネットーネ菌」の元種から5日じっくり時間をかけて熟成させて生地造りをする本商品は、贅沢な材料をたっぷり使用し、砂糖菓子の表面と、色とりどりのフルーツを散らしたブリオッシュの様なフワフワな生地は、ミラネーゼの様に気分上がる事間違い無しです。

新年の期間、カフェでは毎年年明けに大変好評を博しております特別新年メニューと致しまして、体の芯まで温まる“自家製白玉ぜんざい (塩昆布付き)”を予定致しまして、皆様のご来店をお待ち申し上げます(意外とパンにも合うんです)。

一部菓子パン類とデニッシュ系商品は年末最終日(29日)より、お正月短縮営業期間(~17日迄)お休みさせて頂きます。

また、28日(土)と14日(土)のセルアングレ・オ・ノア(くるみ食パン)はお休み致します。

フランスパン系カテゴリーの商品は新年営業週(13日~7日)期間中は全粒粉フランスパンの生地となり、サンドウィッチ類・タルティーヌ・及びあんバター・カマンベールハニー等の他、一部小物商品のみとなります(材料入荷の兼ね合いにより変更の場合もあります)。
先にお知らせ致しました通りドイツパン、またバゲット等のご予約はこの期間中承り兼ねます事をお伝え申し上げます。

【その他お知らせ】

・オープンエアでのんびりお茶やお食事を楽しんで頂くテラス席のご使用に関しまして、今年の厳冬シーズン期間のテラス席閉鎖はお休み期間に入らせて頂きます(当初20日(金)よりとお声掛け致しておりましたが、天候不順のため前倒しで休暇期間とさせて頂きました。3月中旬を目処に再開の予定となります)。
この期間中は、喫茶・喫食は店内のテーブル席・カウンター席のみ御利用致します。

・当店では、新たに施行される健康増進法の趣旨に賛同し、幼児から年配のお客様まで誰もが健康的に楽しめるお店として、喫煙・受動喫煙による健康被害を防ぐために、来年新年度の202041日より、敷地内を全面禁煙(従来のタバコと同様に電子タバコ等の新しいタバコに関しても)と致します。なお、敷地内には、建物内はもちろん、駐車場、テラス席や庭などの敷地も含まれます。利用される全ての皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

・先週より弊店でもクレジットカード、交通系IC、一部の電子マネーによるキャッシュレス決済始めました。

QRコード決済(payペイ・LINEペイ等)と電子マネーへの現金チャージ、現金と電子マネーの併用はできません。

経済産業省が推進する《キャッシュレス・消費者還元事業》の最大5%還元の対象店舗となっております(こちらのキャッシュレス・消費者還元事業参加店舗が探す事ができるアプリやWebでは、決済手段の一覧にコード決済(QR/バーコード)の使用が可能と表示されておりますが、間違いですのでお気を付け下さい)。


・弊店には駐車場スペースを設けており、お車でのご来店のお客様にご利用頂いておりますが、駐車場スペースには限りがございます。
どうかグループでお越しになられるお客様は、乗用車お11台ではなく、可能な限り極力お乗り合わせの上お越し頂きます様、伏してご協力お願い申し上げます。また、駐車スペースは区画された所定の場所に正しくお止め頂きますことも併せて御願い申し上げます。

大きく道路にはみ出した駐車は工事車両のみならず、小学校・学童施設とも隣接する道路は通園・通学・生活道路の為、また配送大型車両や緊急車両も通行しており、近隣住民の皆様や、その他のお客様の通行を妨げる迷惑駐車は事故を未然に防ぐ意味からも、どうか慎み頂きます様重ねてお願い申し上げます。
(駐車場内及び公路上での車両に因る事故、或いは盗難・破損等のトラブルにつきましては、当店といたしましては一切の責任を負いかねますので予めご了承願います。店舗南側(厨房出入り口側)プレハブ倉庫横にも1台分のお客さま駐車スペースを確保致しております。)

(※天候不順や その他の理由のため、近隣各方面からのご来店が著しく困難な状況を事前に予想された場合には、営業時間の変更・中止を行う場合もございます。また、原材料・商材の入荷事情に拠り、予告なく販売予定商品の中止や、仕様の変更が発生する場合もございます。予め御承知於き下さいます様、伏してお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、何也とお問い合わせ下さいませ。)

~今週も拙い長文にお付合い頂き有り難うございました~


2019年12月20日金曜日

【グリューワインサービスのお知らせ】


ゾンネウントグリュック作野商店でもこのクリスマスウィークは、創業の年から毎年行っている“グリューワイン(ホット・ワイン)”を、20日(金)~24日(火)の5日間無料振る舞い酒いたします。
お酒と書きましたが、ちゃんとアルコール分は加熱し、煮沸して飛ばしておりますので安心してください(アルコール類が全くダメな家族に試飲してもらい、確認を取る様にしています決して“臨床実験”では有りません(笑))

ヴァイナハツ・マルクト(クリスマスマーケット)は、14世紀頃に、旧東ドイツ領だったザクセン 州(お店の入り口から天井を見上げると緑と白の旗が吊ってありますが、あれがザクセン州の紋章入りの州旗)東部の古都・ドレスデンが発祥(フランクフルト 在住の友人に聞くとフランクフルトの方が発祥地だと言います)の歴史の長いドイツの歳時記で、2500もの市場が立つ主要都市は勿論、ドイツ全土 の地方の小都市に至るまで街の中心のマルクトプラッツ(マルクト広場)やラァトハウスプラッツ(市庁舎広場)に屋台や移動遊園地などが所狭しと立ち並びま す。宛ら日本の縁日の様です。

市場は大抵11月最終日に一番近い日曜から、1223日頃までの期間の開催(24日クリスマスイヴは宗教的に極めて神聖な日とされており、基本的には商取引は控えなければならない習慣がある為)となり、厳しい冬を迎えたドイツのこの季節の待ちに待った、一大イベントとなっています。

今ではドイツ語圏のオーストリアやスイスや、かつてドイツの占領下にあったフランス・アルザス地方の中心都市ストラスブールで行われる“マルシェ・ド・ノエル”も有名で、日本からのこの時期の観光客も多く訪問するので、実際にご覧になった方も多いとおもいます。
このマルクトに欠かせないのが、先に書かせていただいた“ヴァン・ショー(=グリューワイン)”なのです。

材料は甘口赤ワイン(ポートワインやマデイラではなく所謂甘口です)をベースに、オレンジ、レモン、シナモ ン、クローブ、スターアニス、生姜、ピンクペッパー、ジュニパベリー、蜂蜜を鍋でアルコールを飛ばすように煮切るのですが、あまり煮立て過ぎてしまうとクドみが出て風味が悪くなってしまうので気をつけなければなりません。

大量にグビグビ飲むものでは有りませんが、寒風吹きさす屋外から一歩お店に入り、キュッとこのグリューワインを胃袋に収めると体の芯からポッカポカと温まります。是非キュッと一杯やっていって下さい。
(ご用意致しておりますグリューワインが、予定の準備数量に達した場合、予定を切り上げてサービスの終了となる場合がございます。ご承知於き下さいませ)

2019年12月19日木曜日


丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信:No,0331*:・(12/2012/24)*:

この週末はとうとうクリスマスウィークのクライマックスになるウィークエンド。

厨房の早朝4時前から掛かっているアプリのラジオからは、それこそお店でも流れているスタンダードなものから、つい最近リリースされたものまで色々なクリスマスソングが流れ、三十数年前のUKポップデュオあの曲やら、JR東海クリスマス・エクスプレスのCMの映像が蘇るあの曲、世界一のハイトーンボイスがギネス認定されているあの「7オクターブの歌姫」の名曲に至っては、渋い男性ボーカルのカントリー&ウェスタンVerのものから、弾けまくったスペイン語Verのもの(Todo lo que quiero para Navidad eres tu)まで、新しい解釈やカラフルにアレンジされている楽しい楽曲が季節を彩ります。

考えてみると西洋文化そのものは、キリスト教の教義に基づいた生活文化がベースにあるため、この季節のクリスマスの賑わいや、2月のセント・ヴァレンタイン、カーニバル(謝肉祭)、34月の復活祭(イースター)、近年ではアイリッシュパブなどでのイベントで盛り上がるセントパトリックデーも3月等など。秋のハロウィンやサンクスギビングも、もともとはキリスト教の祭りではないものの、関連付けられて布教や教義の浸透にうまく利用され、アイリッシュ・ケルトの改宗や、アメリカ建国時の清教徒のカトリック教会との差別化などで広められている経緯も有るため、ある意味宗教行事であるとも言えるのですが、なぜか日本に入ってくる時のフィルターを通すと、社会催事の商業イベント色がくっきり出てしまうお祭りに変わってしまうようです。(とは言うものの、商売柄あまり偉そうなことは言えたものでもないのですが)

クリスマスイヴの前々日の22日(日)は、二十四節気もいよいよ冬のクライマックス、22番めの節気の「冬至(とうじ)」になります。
北半球では太陽の高さが一年を通して最も低くなるため、昼間の時間が最も短く、夜が最も長い極点となります。

ここ日本では旧暦の111日にあたり、昔からこの日にお祝いをする習慣がありました。
始まりを示す「1」が3つ揃うことから「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と呼ばれ、瑞祥(めでたい事のきざしとなるしるし。吉兆)として宮中では祝宴が行われていたそうです。

民間にもそのおめでたい日をお祝いする習慣が広がり、小豆粥やかぼちゃを食べ、冷酒を飲み、柚子湯に浸かって疲れを癒やす習慣があり、今も伝承されているところも多くあります。

昨年までは上皇の誕生日がイヴイヴだったこともあり、24日が日/月曜日ではない限りはピークはここにあった様に思いますが、どうだったでしょう?

お店でクリスマスソングが流れるのも24日(火)まで。
キリスト教を国教としている国々、取分けカトリックの教えの影響が色濃く残る地域では、16日の公現祭まではクリスマスの期間としてお祝いするので、この期間の挨拶は「Merry Christmas and a Happy New Year! 」になるのですね。

【営業日/営業時間等のお知らせ】

今週末金曜日からの営業(12/2012/24)には営業期間中のスケジュールに変更予定はございません。
販売時間は日曜を除く金~火曜日まで朝8:00から夕方6:00の通常(通年)通りの営業時間で、またカフェ営業時間 800分~1700分(Last order 1630分)にて皆様のお越しをお待ち致しております。

いよいよ残すところカレンダーも残り一枚。そろそろ年末年始のスケジュールも計画を立てなければならない時期が参りましたが、現時点での年内の営業は29日(日曜日)迄とする予定に致しております。
30日(月)/31日(火)はお休みさせて頂く予定となりますので宜しくお願い致します(年内の営業は最後の29日(日曜日)は夕方16時にて店仕舞いさせて頂く予定です)。

また、新年仕事始めは3日(金曜日)の朝9時より営業開始の予定となっております。新年正月営業期間と致しまして、13日(金曜日)~7日(火曜日)迄の5日間は、朝9時開店~午後4時閉店とさせて頂きます。
年末年始は通常とは異なる変則的な時間にて営業させて頂きますのでご注意下さい。

【週末獨逸麺麭(今週末のドイツパン)】

金曜日(20日)の2ヶ月周期の偶数月第3金曜日のレギュラードイツパンのラインザメンブロート(Leinsamenbrot:=亜麻仁ブロート)を販売致します。
主素材はライ麦を使用した混合タイプのドイツパンになります。

栄養価値としましてはオメガ3(n-3系)脂肪酸(不飽和脂肪酸の一種)のひとつであるα-リノレン酸、水溶性・不溶性のバランスがとれた食物繊維、さらにポリフェノールの一種であるアマニリグナンが豊富に含まれています。

α-リノレン酸は動脈硬化の予防、アレルギー予防、免疫機能の改善などにかかわるヒトにとって重要な脂肪酸ですが、体内では作ることのできない必須脂肪酸のひとつです。そして植物の中でも最も多い100g 24.0g というα-リノレン酸が亜麻仁には含まれています。

また、リグナンはポリフェノールの一種で、抗酸化力や炎症反応を軽減する効力を持ち、腸内細菌の働きにより女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをもつ成分に変化します。

そのためエストロゲンは体内の総コレステロール値を下げ、またコレステロールの一種であるLDLを減らしてHDLを増やし、心筋梗塞などの心疾患、動脈硬化や骨粗鬆症の改善に効果的と言われ、内蔵脂肪面積が減少し、抗肥満効果があることもあり、リグナンの摂取によって、肝機能の改善作用が認められているそうです。
薄い灰色の比較的目の詰まったクラムは程よくソフトで、多くの食材に組み合わせられる万能ブロートだと思います。

日曜日(22日)のドイツパンは、ヴァイゼンミッシュブロート・ミット・ブッターミルヒ (Weizenmischbrot mit Buttermilch=バターミルクを使った小麦主体のライ麦パン)です。

日本ではあまり馴染みの無いバターミルクですが、生の牛乳を乳酸菌発酵させ、攪拌分離してバターを取り出した際に残る液体です。ドイツではこれがごく当たり前に市販されており、健康維持の為に、日本の乳酸飲料の様な感覚で飲用に市販されてします。 ドイツではこのバターミルクを使ったライ麦パンは定番で、とても人気があり、多くの種類があり栄養価も高くお薦めです。

ヨーロッパや中近東等では専ら醗酵バターが主流のため、製造工程での副産物として出てくる乳酸菌に由る爽やかな酸味がある液体は、健康飲料的な位置付けの飲み物として一般的に流通しており、一般的にズッパーマルクト(スーパーマーケット)の棚に並んでいます。

日本では殆どが無醗酵バター(スィートクリームバター)の製造ラインのため、残念ながら国内市場でヨーロッパと同様のリキッドタイプの乳酸醗酵したタイプのものを入手する事は不可能な様なのですが、幸い北海道の乳業メーカーから、通常日本で一般的に売られているタイプのバター(無醗酵)を作る際に出るバターミルクを、乳児に飲ませる粉ミルクみたいに固形粉末化した製品が販売されています。

今年最終のドイツパンの製造は27日(金曜日)となります。29日(日曜日)及び、新年3日(金曜日)~7日(火曜日)まではお休みさせて頂きます。

【《秋冬限定》この週末からのパングラタン】

今週末のパングラタンは、「鱈とジャガイモのクリームグラタン(Morue et pommes de terre sautées à la sauce béchamel)」です。

洋の東西を問わず、淡白な味わいが特徴の鱈と芋の組み合わせはベストなコンビネーションの料理として定着しています。たとえば日本・京都なら芋棒ですし、イギリス・アイルランドなどで古くからのファーストフードとして定着している“フィッシュ・アンド・チップス”等がそうだと言えます。鴨には葱、鱈には芋でしょう(笑)。北海に面した欧州の国々でもこの組み合わせはメジャーと言えます。

今回は鱈とジャガイモのとてもシンブルでありながら、主張しすぎない二つの個性が合わさることで存在感を示す好例の組み合わせにて、美味しいクリームグラタンをご提供致します。

【《秋冬限定》ホームメイドの熱々スープ】

今週末からの自家製スープは、「エビのビスク(Bisque de crevettes)」をご用意致しました。

ビスクは海老や蟹などの甲殻類の頭と殻をオーブンで焦げないようにローストし、香ばしく焼きあがった海老の頭と殻をフライパンに移し、ブランデーを注ぎフランベして薫り付けし、さらに白ワインを加えて海老の旨味を引き出します。

別のフライパンで玉葱やセロリ、ガーリックや人参といった香味野菜と、薫りを引き立てるハーブ・シーズニング(タイム、月桂樹、エストラゴン等)をトマトと一緒にソテーし、薫りの立った海老の鍋に入れ、少々の魚出汁を鍋に入れてしばらくじっくり煮込み、旨味や香りを移してやります。

これらのスープを1度フードプロセッサーにかけてから裏漉しして濃厚で甘みのある出汁の旨みをしっかり引き出し、牛乳と生クリームを加えてコクを出します。

【新商品/販売終了/休止/再開/売価変更のお知らせ】

おかげさまで毎年好評頂いております2019年クリスマスの“ゾンネウントグリュック作野商店オリジナル・クリスマスシュトレン”は完売となりました。
多くのお客様のご愛顧に、深く感謝し御礼申し上げます。どうか良いアドベントとクリスマスをお過ごし下さい。

そして、イタリア・ミラノ発祥と言われるこの季節のお祝いの醗酵菓子「パネットーネ・クラスィコ(Panettone Classico)」が、いよいよ期間限定で発売致しております(概ね公現祭時期までの販売となります)。

イタリア固有種の酵母菌「パネットーネ菌」の元種から5日じっくり時間をかけて熟成させて生地造りをする本商品は、贅沢な材料をたっぷり使用し、砂糖菓子の表面と、色とりどりのフルーツを散らしたブリオッシュの様なフワフワな生地は、ミラネーゼの様に気分上がる事間違い無しです。

新年の期間、カフェでは毎年年明けに大変好評を博しております特別新年メニューと致しまして、体の芯まで温まる“自家製白玉ぜんざい (塩昆布付き)”を予定致しまして、皆様のご来店をお待ち申し上げます。

一部菓子パン類とデニッシュ系商品は年末最終日(29日)より、お正月短縮営業期間(~17日迄)お休みさせて頂きます。

また、28日(土)と14日(土)のセルアングレ・オ・ノア(くるみ食パン)はお休み致します。

フランスパン系カテゴリーの商品は新年営業週(13日~7日)期間中は全粒粉フランスパンの生地となり、サンドウィッチ類・タルティーヌ・及びあんバター・カマンベールハニー等の他、一部小物商品のみとなります(材料入荷の兼ね合いにより変更の場合もあります)。
先にお知らせ致しました通りドイツパン、またバゲット等のご予約はこの期間中承り兼ねます事をお伝え申し上げます。

【その他お知らせ】

・オープンエアでのんびりお茶やお食事を楽しんで頂くテラス席のご使用に関しまして、今年の厳冬シーズン期間のテラス席閉鎖はお休み期間に入らせて頂きます(当初20日(金)よりとお声掛け致しておりましたが、天候不順のため前倒しで休暇期間とさせて頂きました。3月中旬を目処に再開の予定となります)。
この期間中は、喫茶・喫食は店内のテーブル席・カウンター席のみ御利用致します。


・先週より弊店でもクレジットカード、交通系IC、一部の電子マネーによるキャッシュレス決済始めました。
QRコード決済(payペイ・LINEペイ等)と電子マネーへの現金チャージ、現金と電子マネーの併用はできません。
経済産業省が推進する《キャッシュレス・消費者還元事業》の最大5%還元の対象店舗となっております(こちらのキャッシュレス・消費者還元事業参加店舗が探す事ができるアプリやWebでは、決済手段の一覧にコード決済(QR/バーコード)の使用が可能と表示されておりますが、間違いですのでお気を付け下さい)。


・当店では、新たに施行される健康増進法の趣旨に賛同し、幼児から年配のお客様まで誰もが健康的に楽しめるお店として、喫煙・受動喫煙による健康被害を防ぐために、来年新年度の202041日より、敷地内を全面禁煙(従来のタバコと同様に電子タバコ等の新しいタバコに関しても)と致します。なお、敷地内には、建物内はもちろん、駐車場、テラス席や庭などの敷地も含まれます。利用される全ての皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

・弊店には駐車場スペースを設けており、お車でのご来店のお客様にご利用頂いておりますが、駐車場スペースには限りがございます。
どうかグループでお越しになられるお客様は、乗用車お11台ではなく、可能な限り極力お乗り合わせの上お越し頂きます様、伏してご協力お願い申し上げます。また、駐車スペースは区画された所定の場所に正しくお止め頂きますことも併せて御願い申しあげます。

大きく道路にはみ出した駐車は工事車両のみならず、小学校・学童施設とも隣接する道路は通園・通学・生活道路の為、また配送大型車両や緊急車両も通行しており、近隣住民の皆様や、その他のお客様の通行を妨げる迷惑駐車は事故を未然に防ぐ意味からも、どうか慎み頂きます様重ねてお願い申し上げます。
(駐車場内及び公路上での車両に因る事故、或いは盗難・破損等のトラブルにつきましては、当店といたしましては一切の責任を負いかねますので予めご了承願います。店舗南側(厨房出入り口側)プレハブ倉庫横にも1台分のお客さま駐車スペースを確保致しております。)

(※天候不順や その他の理由のため、近隣各方面からのご来店が著しく困難な状況を事前に予想された場合には、営業時間の変更・中止を行う場合もございます。また、原材料・商材の入荷事情に拠り、予告なく販売予定商品の中止や、仕様の変更が発生する場合もございます。予め御承知於き下さいます様、伏してお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、何也とお問い合わせ下さいませ。)

~今週も拙い長文にお付合い頂き有り難うございました~



2019年12月12日木曜日


丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信:No,0330】*:・(12/13~12/17)*:・

師走12月の折返しを跨ぐこの営業週。寒さが日増しに強まっていく事を実感致します。
 今年の世相を漢字1字で表す「今年の漢字」が「令」に決まりました。
京都市東山区の清水寺で大きな黒谷和紙にざざっと書き記した一文字は令和の「令」と発表した日本漢字検定協会に、今年最も多く寄せられた漢字一文字。

古代において、律と共に根本をなした掟という意味の「令」。確かに今年の新語流行語大賞に選ばれた「One Team」にも象徴される様に、統率され、同じ目標に向かって規律正しく動いた櫻戦士の記憶も新しく、また、次々元あった規則や軌範を何かの御都合で隠す・変える・消失させると言った「背徳行為」の疑惑によって、「令」ってそもそも誰の為? 何の為?という事を考えさせられる良い機会の年にもなったのでは無いでしょうか。

丁度今、京都祇園の松竹南座・南座新開場一周年記念、京の年中行事當る子歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎が行われていますが、松嶋屋十五代目片岡仁左衛門一家三代で演じる「仮名手本忠臣蔵」は今回の注目される演目の一つです。

「仮名手本忠臣蔵」の元ネタはこの国に生まれ育ったのならば誰でもご存知と願いたい所です。
江戸時代18世紀初頭の元禄年間に、江戸城・松之大廊下で、播磨赤穂藩藩主の浅野内匠頭が、高家の吉良上野介に起した刃傷事件によって、浅野内匠頭が切腹に処せられた事件をめぐり、亡き主君の浅野内匠頭の無念を晴らすべく、家臣の大石内蔵助以下47人が本所の吉良邸に討ち入り、吉良上野介を成敗し、当夜に在邸の吉良上野介の家臣らも討った事件を題材としています。

元禄15年12月14日未明(午前4時頃と言われています)に一斉に浅野の家臣47名が吉良邸に入り、忠義を尽くした姿は後々まで美談として語り継がれ、歌舞伎や人形浄瑠璃、浪曲や落語にまで広く取り扱われてきた題材です。

御仕えする主人に対する忠義心への共感が、この国日本のアイデンティティになっている事は、この件が最も顕著に現れている好例では無いでしょうか。

仮名手本忠臣蔵が発表された凡そ半世紀後の文化11年に、滝沢馬琴によって世に出た、同じく歌舞伎や人形浄瑠璃の演目に挙げられる「南総里見八犬伝」に出てくる関八州(江戸時代の関東地方の呼び方)各地に生まれた八犬士達が因縁に導かれながらそれぞれ知り合い、里見家の元に集う仁、義、礼、智、忠、信、孝、悌の8つの徳目を持った人物が活躍します。

いつの世も堅苦しい話ではなく、一般大衆にも馴染みやすい形でこれら名演目は支持され、民衆の中に思想が溶け込んでいきました。今の時代ならば映画やドラマ、アニメがその役割を果たす事となるのでしょう。

ところが、公僕の忠義を尽す対象者が何か可笑しな事になっており、新しい時代「令和」が始まりました。
この先の事や今いまの事は、後々歴史によって吟味され、後々の作品の演目に加わるやもしれません。

全く関係ありませんが、我が家では討ち入り翌日の15日は、47義士の忠義心に肖る為に毎年、討ち入り前に食べたとされる蕎麦を食べる習慣があります。過激な行動は宜しく有りませんが…
(先週のゾンネ通信の通し番号と、本文を含む日付と曜日が間違っておりました。現在は修正致しましたが、誠に申し訳有りませんでした)


【営業日/営業時間等のお知らせ】

今週末金曜日からの営業(12/13~12/17)には営業期間中のスケジュールに変更予定はございません
販売時間は日曜を除く金~火曜日まで朝8:00から夕方6:00の通常(通年)通りの営業時間で、またカフェ営業時間 8時00分~17時00分(Last order 16時30分)にて皆様のお越しをお待ち致しております。

いよいよ残すところカレンダーも残り一枚。そろそろ年末年始のスケジュールも計画を立てなければならない時期が参りましたが、現時点での年内の営業は29日(日曜日)迄とする予定に致しております。
30日(月)/31日(火)はお休みさせて頂く予定となりますので宜しくお願い致します(年内の営業は最後の29日は夕方16時にて店仕舞いさせて頂く予定です)。

また、新年仕事始めは3日(金曜日)の朝9時より営業開始の予定となっております。新年正月営業期間と致しまして、1月3日(金曜日)〜7日(火曜日)迄の5日間は、朝9時開店〜午後4時閉店とさせて頂きます。
年末年始は通常とは異なる変則的な時間にて営業させて頂きますのでご注意下さい。
【週末獨逸麺麭】

2ヶ月周期の偶数月第2金曜日(13日)のレギュラードイツパンはカッセラーブロート(Kasseler-Brot=カッセル地方の郷土パン)になります。

グリム兄弟の生誕地で、フランクフルトの東にある町「ハーナウ (Hanau) 」から、「ブレーメンの音楽隊」でその名を知られる、ハンザ同盟の都市として繁栄した北ドイツの「ブレーメン(Bremen)」を経て、風力発電で有名な港町「ブレーマーハーフェン(Bremerhaven)」までの南北約 600kmにわたる“メルヘン街道”があります。そのほぼ中央に位置する街「カッセル(Kassel)」は、先にご紹介致しましたグリム兄弟が約30年間暮らし、民話の収集をした街として有名で、緑溢れる庭園や古城、美しい丘陵を持つ芸術の街です。

カッセルが発祥の地である“カッセラーブロート”はとてもシンプルで、ライ麦粉1:小麦粉2の配合率と、酵母・水・粗塩・サワードゥだけで作られる素材本来の味わいと、サワードゥ由来の酸味をダイレクトに感じて頂けるドイツパンだと思います。
薄い灰色の比較的目の詰まったクラムは程よくソフトで、多くの食材に組み合わせられる万能ブロートだと思います。


日曜日(15日)のドイツパンは“ベルギッシェス・マングブロート”(Bergisches mangbrot)です。
ライン川流域沿岸一帯“ラインラント地方”では比較的馴染み深いライ麦パンです。

名前の印象からノルトライン=ヴェストファーレン州南西部と国境を接するベルギーの伝統パンなのかな?と、思われる方も多くいらっしゃるかもしれませんが、生粋のドイツパンです(因みにベルギーの公用語はオランダ語、フランス語のほかにドイツ語も使われている為、文化的な交流はもちろんございます)。

ライン川流域にあるドイツ第4の大都市ケルンから北東へ約20km程のエリアに、刃物で有名な街“ゾーリンゲン”や、第1回のノーベル物理学賞を受賞したベルヘルム・レントゲンの出生地である“レムシャイト”、ドイツ産業革命の中心地となった“ヴッパータール”の3都市を中心として広がる地域一帯を、「ベルギッシェス・ラント=Bergisches Land」と言います。(すぐその南にはベルギッシュ・グラートバッハと言う名前の都市もあります)

以前にもご紹介したことがございますが、ライン川流域都市発祥の郷土パンは、おそらく船舶での水運が前提となる為、積載に容易な形状の角形になっているのではないかと思いますが、つい最近(先月22日)製造・販売致しましたパーダーボルナー・ラントブロートと同様、マングブロートも型に入れた状態で焼成する角形のシェイプとなります。

このパンの焼成には特徴があり、一般的に40~60分程度大~中型ドイツパンは焼成しますが(当店販売製品比較)、通常の焼成温度よりも50℃前後低い温度でおよそ倍の2時間じっくり窯で火を入れていきます。クラストの感じもクラムの食感も少し一般的なドイツパンとは少し違った印象になるかと思います。


【《秋冬限定》この週末からのパングラタン】

今週末のパングラタンは、「鶏肉とトマトと赤インゲン豆の煮込み(Mijotée de poulet aux tomates et haricots rouges)」です。

如何にもメキシカンな組み合わせな煮込みですが、今回はピリ辛チリを効かせたメヒコスタイルではなく、優しい味わいの一品に致しております。

元々中南米が原産のもので、クリストファー・コロンブスの二度目の大航海における北南米探検の略奪物としてヨーロッパへは16世紀にもたらされ、イタリアやフランスなどを中心に広まり、インゲン豆はラテン語圏のヨーロッパ(スペイン・イタリア・フランス)では煮込みやスープ具材として広く使われる様になりました。特にトスカーナ地方にはインゲン豆の料理が多く(トスカーナでは白インゲン豆(カネリーニ豆)が特に好まれます)、インゲン豆とパスタのスープは有名です。

煮込みやスープには色々な素材と組み合わされますが、その中でも鶏肉との組み合わせは定番で相性も良く、あらゆる料理に変身して楽しませてくれます。


【《秋冬限定》ホームメイドの熱々スープ】
今週末からの自家製スープは、イタリア・トスカーナ地方の郷土料理のスープ“ズッパ・トスカーナ(Zuppa toscana)”を御用意致しました。

その名の通りZuppa=スープ、 toscana=トスカーナなので「トスカーナのスープ」という事なのです。

中世15世紀文藝復興華やかなメディチ家の統治下で、文化の花開いた古都フィレンツェを州都に持つイタリア・トスカーナ州の郷土料理は、シンプルで、まさにそのもの自体がトスカーナの大地を体現した様な素朴で、それでいて
具材がたっぷりの煮込みスープです。

詳しくは分かりませんが、元々は同じくトスカーナ州にある斜塔で有名なピサ(pisa)が発祥と言われています。

 古典的なズッパ・トスカーナは、通常、ケール、 ズッキーニ 、カネリーニ豆(白インゲン豆)、ジャガイモ、セロリ、ニンジン、タマネギ、、エキストラバージンオリーブオイル、塩、唐辛子、トーストしたトスカーナのパン、およびリガティーノ(イタリアベーコン)から作られたスープです。

現在においては、アメリカにあるイタリアンレストランチェーンの「オリーヴガーデン」で提供されていたズッパ・トスカーナに人気が出て、一躍アメリカでは知名度を上げる事となったのですが、アメリカでの提供したスープにはヘビークリーム(乳脂肪分の多い生クリーム)や、ハーフアンドハーフ(生クリームとミルクを1:1の乳製品)、ビーガン向けに肉製品を全く除いたココナッツミルクバージョンなども登場し、現在では逆輸入的にイタリアでも乳製品を加えたアメリカ仕様が、Web上で見ていると多い様に思います。

また、オリジナルは青物として青汁で有名な“ケール”の葉を用いるのですが、ホウレン草仕様も多く、今回のご提供はハーフアンドハーフでホウレン草の「アメリカーナ仕様」でご用意致しました。

冬場は熱々を楽しむのですが、夏場には冷製でもお楽しみ頂けるイタリアンスープです。

【新商品/販売終了/休止/再開/売価変更のお知らせ】

おかげさまで毎年好評頂いております2019年クリスマスの“ゾンネウントグリュック作野商店オリジナル・クリスマスシュトレン”は完売となりました
多くのお客様のご愛顧に、深く感謝し御礼申し上げます。どうか良いアドベントとクリスマスをお過ごし下さい。

そして、イタリア・ミラノ発祥と言われるこの季節のお祝いの醗酵菓子「パネットーネ・クラスィコ」が、いよいよ期間限定で発売致します。

イタリア固有種の酵母菌「パネットーネ菌」の元種から5日じっくり時間をかけて熟成させて生地造りをする本商品は、贅沢な材料をたっぷり使用し、砂糖菓子の表面と、色とりどりのフルーツを散らしたブリオッシュの様なフワフワな生地は、ミラネーゼの様に気分上がる事間違い無しです。


【その他お知らせ】

・オープンエアでのんびりお茶やお食事を楽しんで頂くテラス席のご使用に関しまして、今年の厳冬シーズン期間のテラス席閉鎖はお休み期間に入らせて頂きます(当初20日(金)よりとお声掛け致しておりましたが、天候不順のため前倒しで休暇期間とさせて頂きました。3月中旬を目処に再開の予定となります)。
この期間中は、喫茶・喫食は店内のテーブル席・カウンター席のみ御利用致します。
・先週より弊店でもクレジットカード、交通系IC、一部の電子マネーによるキャッシュレス決済始めました。
QRコード決済(payペイ・LINEペイ等)と電子マネーへの現金チャージ、現金と電子マネーの併用はできません。
経済産業省が推進する《キャッシュレス・消費者還元事業》の最大5%還元の対象店舗となっております(こちらのキャッシュレス・消費者還元事業参加店舗が探す事ができるアプリやWebでは、決済手段の一覧にコード決済(QR/バーコード)の使用が可能と表示されておりますが、間違いですのでお気を付け下さい)。


・当店では、新たに施行される健康増進法の趣旨に賛同し、幼児から年配のお客様まで誰もが健康的に楽しめるお店として、喫煙・受動喫煙による健康被害を防ぐために、来年新年度の2020年4月1日より、敷地内を全面禁煙(従来のタバコと同様に電子タバコ等の新しいタバコに関しても)と致します。なお、敷地内には、建物内はもちろん、駐車場、テラス席や庭などの敷地も含まれます。利用される全ての皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

・弊店には駐車場スペースを設けており、お車でのご来店のお客様にご利用頂いておりますが、駐車場スペースには限りがございます。
どうかグループでお越しになられるお客様は、乗用車お1人1台ではなく、可能な限り極力お乗り合わせの上お越し頂きます様、伏してご協力お願い申し上げます。また、駐車スペースは区画された所定の場所に正しくお止め頂きますことも併せて御願い申しあげます。

大きく道路にはみ出した駐車は工事車両のみならず、小学校・学童施設とも隣接する道路は通園・通学・生活道路の為、また配送大型車両や緊急車両も通行しており、近隣住民の皆様や、その他のお客様の通行を妨げる迷惑駐車は事故を未然に防ぐ意味からも、どうか慎み頂きます様重ねてお願い申し上げます。
(駐車場内及び公路上での車両に因る事故、或いは盗難・破損等のトラブルにつきましては、当店といたしましては一切の責任を負いかねますので予めご了承願います。店舗南側(厨房出入り口側)プレハブ倉庫横にも1台分のお客さま駐車スペースを確保致しております。)

(※天候不順や その他の理由のため、近隣各方面からのご来店が著しく困難な状況を事前に予想された場合には、営業時間の変更・中止を行う場合もございます。また、原材料・商材の入荷事情に拠り、予告なく販売予定商品の中止や、仕様の変更が発生する場合もございます。予め御承知於き下さいます様、伏してお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、何也とお問い合わせ下さいませ。)

~今週も拙い長文にお付合い頂き有り難うございました~


2019年12月5日木曜日


丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信:No,0329】*:・(12/6~12/10)*:・

いよいよ7日(土曜日)には暦の上での冬の3番目「大雪(たいせつ)」です。
暦の本には「もう山の峰には積雪に覆われているので、大雪と言う。平地も北風が吹きすさんで、いよいよ冬将軍の到来が感じられる」とあります。

流石に胡麻の郷にはまだ雪の便りは無いですが、東北の日本海側以北から北海道は雪ですね。
ただ、寒さは日を追う毎に厳しさが増し、体感としては秋からすっかり冬に季節は入れ替わった様に思います。

山には野生動物の餌になる木の実や若い葉が減り始め、そろそろ冬眠するものは準備に忙しいと思いますが、冬眠しない野生の生き物や、稀に冬眠に失敗し、寒い冬を餌を求めてウロウロする物もいると聞きます。迷惑なのですが…

紅葉も終わり近く、落葉が進んでいるのが良く分かります。葉色も鮮やかさがくすみ始め、枯れ葉色の山並みになりつつあります。杉や檜は季節に囚われる事なく濃い葉色が、むしろこの季節だけ黒く沈んだ色に見えてきます。

南天の真っ赤な実や、駐車場したのクリスマスホリー(西洋柊)はこれからが主役。もう歳の瀬近い時季は、身の回りの植物が1番よく知っている事を改めて痛感致します。

【営業日/営業時間等のお知らせ】

今週末金曜日からの営業(12/6~12/10)には営業期間中のスケジュールに変更予定はございません
販売時間は日曜を除く金~火曜日まで朝8:00から夕方6:00の通常(通年)通りの営業時間で、またカフェ営業時間 8時00分~17時00分(Last order 16時30分)にて皆様のお越しをお待ち致しております。

いよいよ残すところカレンダーも残り一枚。そろそろ年末年始のスケジュールも計画を立てなければならない時期が参りましたが、現時点での年内の営業は29日(日曜日)迄とする予定に致しております。
30日(月)/31日(火)はお休みさせて頂く予定となりますので宜しくお願い致します(年内の営業は最後の29日は夕方16時にて店仕舞いさせて頂く予定です)。

また、新年仕事始めは3日(金曜日)の朝9時より営業開始の予定となっております。新年正月営業期間と致しまして、1月3日(金曜日)〜7日(火曜日)迄の5日間は、朝9時開店〜午後4時閉店とさせて頂きます。
年末年始は通常とは異なる変則的な時間にて営業させて頂きますのでご注意下さい。

【週末獨逸麺麭】

今週末金曜日(6日)の週替わりのドイツパンはグラハムブロート(Grahambrot=小麦全粒ブロート)を焼き上げます。

ドイツでもスタンダードなグラハムブロートの「グラハム」とは、人の名前に因んだものです。
1794年、米国コネチカット州にて司祭の息子として産まれた「シルベスター・グラハム(1794年~1851年)」と言う名前の男性は、牧師として自然派食品の摂取推奨とアルコール類の危険性を広く力説し、精神と身体の健康に関する思想的リーダーとなった人物です。欧米に菜食主義活動をしている方の多くが彼を今日もなお信望し続けています。

麦粒(玄麦)は大きく分けて3つの部位で構成されており、通常製粉されて一般的に使用されている白い小麦粉は、麦粒全体の約83%を占める胚乳で主成分は糖質(でんぷん)とたんぱく質です。

全体量のわずか2%ではありますが、胚芽は芽となって成長する部分で、たんぱく質、脂質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6などの各種ビタミン・ミネラルを含んでいます。分離、精製して栄養補助食品等に使われます。

表皮は小麦粒の約15%を占めており、「ふすま(ブラン)」と呼ばれています。食物繊維、鉄分、カルシウムを豊富に含んでいます。
最近ここに含まれる食物繊維が腸内細菌の活動と密接に関係がある事が注目されています。

その効能を論じられる遥か昔にグラハム氏が考案した、小麦を漂白・精白する事無く、粗砕きしたもので作ったクッキー(グラハムクッキー)やパン(グラハムブロート)が、規律を重んじる南ドイツ・スイス・オーストリアで広く普及し、今日に至っています。


今週末日曜日ドイツパン今週末のドイツパンは、“フランキシェス・ラントブロート(Fränkisches Landbrot=フランケン地方郷土ブロート)”です。

バイエルン州に属するドイツの行政管区の7県のうち、ドイツ観光街道の代表的存在であるロマンティック街道の起点として、またフランケン・ワインの集積地として知られているヴュルツブルクを中心とするウンターフランケン県と行政上はアンスバッハ・文化的にはニュルンベルクを中心とするミッテルフランケン県、世界的に有名なオペラの音楽祭が開かれるバイロイトを中心とするオーバーフランケン県の3県を合わせた、バイエルン州北部一帯の地域にあたるドイツ中南部から南ドイツの北部に位置する地方名称“フランケン地方”と言います。

このフランケン地方では、他のドイツ国内の地方同様に食文化が豊かでワインやビールの醸造所も数多く、またパンやお菓子でも特色的なものが幾つもありますが、ここで言う郷土パンは、特に音楽の街“バイロイト”や世界遺産にも登録されている美しい歴史都市“バンベルク”のあるオーバーフランケンの名物と言っても良い古典ブロートの御紹介です。

俗に「フランコニック・パンスパイス」と呼ばれるこの地方で特に好まれるクミンやアニス、フェンネル、コリアンダーの4種類のスパイスが仄かに薫るのが特徴で、時間をじっくり掛けてライ麦粉の生地を熟成させた「サワー種」の爽やかな風味との調和は抜群です。通常1kg〜4.5kg程の大型のブロートなのですが、保存性も良いとされており、日常使いのオールマイティな素朴な郷土パンです。

【《秋冬限定》この週末からのパングラタン】

今週末のパングラタンは、「ズッキーニとツナのグラタン(Gratin di zucchine con tonno)」です。

イタリアの庶民的な一皿には、このズッキーニとツナ(マグロ)の組み合わせは色々なバリエーションで楽しまれている様です。
地中海沿岸の南仏でもやはりこの組み合わせのグラタンは使われています。

ズッキーニはとてもカロリーが低く、βカロテンが豊富で抗酸化作用によりアンチエイジングな素材として注目されているほか、ビタミンCも摂取できるので、βカロテン同様に美肌に良い素材とも言えます。この季節は乾燥しやすくて、肌や目の乾きに悩む方は多いでしょうが、以前は夏の野菜と言った認識の強かったズッキーニは、近年ではハウス栽培の通年流通するものが、冬場でも店頭に並ぶ様になったので是非使ってみたい食材です。

【《秋冬限定》ホームメイドの熱々スープ】

今週末からの自家製スープは、旧東ドイツにあるドイツ文学古典主義の2大詩人、ゲーテやフリードリヒ・シラーに所縁の深い歴史都市ヴァイマル(ワイマール)名物“ヴァイマル風オニオンスープ(Weimarer Zwiebelsuppe)”を御用意致しました。(因みにヴァイマルの主要農産物は玉葱で、10月半ば頃には“玉ねぎ祭り”が盛大に行われ、巨大玉葱マーケットやステージイベント、「玉葱クィーン・コンテスト」等も開催され大いに盛り上がります)

ヴァイマル伝統の庶民の味“Zwiebelsuppe(ツヴィベルズッペ)”は、ビーフベースのスープストックとトマトを使い、たっぷりの玉葱と数種のスパイス類と、地元テューリンゲン州で醸造されるコク深い黒ビールを使って仕込むのが特徴です(今回の御提供するスープは“風”と言う事で国産黒ビールで再現させて頂いておりますf(‥;)

玉葱の甘味と黒ビールのスモーキーな苦み、香味野菜とビーフの旨味たっぷりなベースに爽やか系のスパイシーな味わいは、冷え込み始めたこの季節にピッタリな一杯となる事間違い無しです!!

【新商品/販売終了/休止/再開/売価変更のお知らせ】

先月より、今年のシュトレンの予約承りが始まっております。
店内入り口とキャッシャーにはお知らせが掲示してございますが、こちらの方はご 覧頂けたでしょうか? 既にお客様から多くの色々なお問い合わせも頂いております。価格は2,800円(本体税抜き価格 2,593円(軽率適用))で販売させて頂きます。
今年はDMやフライヤー等の販促ツールは、目立つものは何も出してはいないので、もしかすると今年は無いのかな??等と心配された方もいらっしゃり、いえいえ今年も数量限定で手の込んだ事やりますよ(地味に)と言う感じで、今年も喜んで頂ける様に頑張っていますよ!!
お引き渡しは12月1日(日)から始まっております。 今年のクリスマスに是非ともご検討下さいませ!!

【その他お知らせ】

・オープンエアでのんびりお茶やお食事を楽しんで頂くテラス席のご使用に関しまして、今年の厳冬シーズン期間のテラス席閉鎖は、17日(火)の営業まで使用可能と致しまして、20日(金)より3月中旬を目処にお休み期間に入らせて頂きます。
この期間中は、喫茶・喫食は店内のテーブル席・カウンター席のみ御利用致します。

・先週より弊店でもクレジットカード、交通系IC、一部の電子マネーによるキャッシュレス決済始めました。
QRコード決済(payペイ・LINEペイ等)と電子マネーへの現金チャージ、現金と電子マネーの併用はできません。

経済産業省が推進する《キャッシュレス・消費者還元事業》の最大5%還元の対象店舗となっております(こちらのキャッシュレス・消費者還元事業参加店舗が探す事ができるアプリやWebでは、決済手段の一覧にコード決済(QR/バーコード)の使用が可能と表示されておりますが、間違いですのでお気を付け下さい)。

・当店では、新たに施行される健康増進法の趣旨に賛同し、幼児から年配のお客様まで誰もが健康的に楽しめるお店として、喫煙・受動喫煙による健康被害を防ぐために、来年新年度の2020年4月1日より、敷地内を全面禁煙(従来のタバコと同様に電子タバコ等の新しいタバコに関しても)と致します。

なお、敷地内には、建物内はもちろん、駐車場、テラス席や庭などの敷地も含まれます。利用される全ての皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

・当店館外のテラスでは、山並みの緑や野鳥の囀りなど直に体感して頂き、開放感の中で利用して頂けます。(厳冬期はお休み致します)
館外テラスご利用に際しましては、配膳も含めましてセルフサービスとさせて頂いており、食事後のトレー及び食器類の店内への返却(紙屑等は備え付けのゴミ箱へ)も含め、お客様のご協力をお願い申し上げます。
(また、当店での喫煙は従来通り店外にてお願い致します。喫煙時には他のお客様にも是非ご配慮頂きます事をお願い申し上げます)

・弊店には駐車場スペースを設けており、お車でのご来店のお客様にご利用頂いておりますが、駐車場スペースには限りがございます。
どうかグループでお越しになられるお客様は、乗用車お1人1台ではなく、可能な限り極力お乗り合わせの上お越し頂きます様、伏してご協力お願い申し上げます。また、駐車スペースは区画された所定の場所に正しくお止め頂きますことも併せて御願い申しあげます。

大きく道路にはみ出した駐車は工事車両のみならず、小学校・学童施設とも隣接する道路は通園・通学・生活道路の為、また配送大型車両や緊急車両も通行しており、近隣住民の皆様や、その他のお客様の通行を妨げる迷惑駐車は事故を未然に防ぐ意味からも、どうか慎み頂きます様重ねてお願い申し上げます。
(駐車場内及び公路上での車両に因る事故、或いは盗難・破損等のトラブルにつきましては、当店といたしましては一切の責任を負いかねますので予めご了承願います。店舗南側(厨房出入り口側)プレハブ倉庫横にも1台分のお客さま駐車スペースを確保致しております。)

(※天候不順や その他の理由のため、近隣各方面からのご来店が著しく困難な状況を事前に予想された場合には、営業時間の変更・中止を行う場合もございます。また、原材料・商材の入荷事情に拠り、予告なく販売予定商品の中止や、仕様の変更が発生する場合もございます。予め御承知於き下さいます様、伏してお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、何也とお問い合わせ下さいませ。)

~今週も拙い長文にお付合い頂き有り難うございました~


 スープ・グラタン販売終了のお知らせ 毎年冬季恒例の季節商品となります「スープ」「グラタン」に於きましては、今シーズンも多くのお客様にご賞味頂き、お楽しみいただいて参りました。 さて、今シーズンは例年よりも約1ヶ月ほど早くはなってしまいますが、今営業週(〜13日:火曜日迄) を持...