いよいよ最終営業週になります
グッと寒さが身に沁みる、冬らしい気候になったこの12月の後半戦。二十四節気は第22番目の「冬至(とうじ)」に、この週末金曜日の22日から切り替わり、一年で最も太陽の高度が低くなり、北半球では最も日の短くなるこの頃を、古い中国の言い回しで「一陽来復(いちようらいふく)」と呼び、色々に苦難を重ねた後に、徐々に良い出来事が起こり始める時期だとされているそうです。
自分ごとや広く身の回りの事と、一般的に社会や 海の向こうで起こっている事など、嬉しいことや残念だった事、或いは悲しみに沈んだ事なども大きな事から些細な事まで、振り返るといろんな出来事がこの一年にも色々思い出される事があったかも知れません。だからこそ、今年の残り数日間を、そして来たる2024年の新しい年に、心穏やかに何か自分自身や周囲にいる家族や仲間にも、ささやかでも嬉しい出来事や楽しいひと時を過ごせるよう、「一陽来復」を願いたいものですね。
まさにクリスマスウィークエンドに当たる今週は、皆様はオフィシャルにプライベートに忙しい時間を過ごされているのではないでしょうか? 正に「師走」本領発揮です。
さて、今年最後の週のゾンネウントグリュック作野商店のパングラタンとスープは、「鹿肉の赤ワイン煮込み」と「クラムチャウダー(ニューイングランドスタイルのミルクベース)」をご用意致しました。
鹿肉は二昼夜、香味野菜とスパイス・シーズニングと共にたっぷりの赤ワインに漬け込んだ後、濾し取った鹿肉は大鍋で炊き込む前に別鍋で軽く表面を焼き色をつけ、滋味溢れる自然の旨みを閉じ込め、風味と味わいをしっかりと内包したワインのエキスト共に、じっくり煮込んだ逸品です。
そして、今シーズンは2度目の登場となります「クラムチャウダー」は、何と言っても最もリクエストの多い人気のスープとして、年の最後のスープにはやっぱりコレかなと考え、今回チョイスさせて頂きました。
何かと気忙しい年の瀬ではありますが、お時間が許せば南丹日吉、胡麻の郷にお越し下さいませ。(ご用意数には限りがございます。完売終了の際にはどうかご容赦くださいませ)
ゾンネウントグリュック作野商店 店主