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2019年12月20日金曜日

【グリューワインサービスのお知らせ】


ゾンネウントグリュック作野商店でもこのクリスマスウィークは、創業の年から毎年行っている“グリューワイン(ホット・ワイン)”を、20日(金)~24日(火)の5日間無料振る舞い酒いたします。
お酒と書きましたが、ちゃんとアルコール分は加熱し、煮沸して飛ばしておりますので安心してください(アルコール類が全くダメな家族に試飲してもらい、確認を取る様にしています決して“臨床実験”では有りません(笑))

ヴァイナハツ・マルクト(クリスマスマーケット)は、14世紀頃に、旧東ドイツ領だったザクセン 州(お店の入り口から天井を見上げると緑と白の旗が吊ってありますが、あれがザクセン州の紋章入りの州旗)東部の古都・ドレスデンが発祥(フランクフルト 在住の友人に聞くとフランクフルトの方が発祥地だと言います)の歴史の長いドイツの歳時記で、2500もの市場が立つ主要都市は勿論、ドイツ全土 の地方の小都市に至るまで街の中心のマルクトプラッツ(マルクト広場)やラァトハウスプラッツ(市庁舎広場)に屋台や移動遊園地などが所狭しと立ち並びま す。宛ら日本の縁日の様です。

市場は大抵11月最終日に一番近い日曜から、1223日頃までの期間の開催(24日クリスマスイヴは宗教的に極めて神聖な日とされており、基本的には商取引は控えなければならない習慣がある為)となり、厳しい冬を迎えたドイツのこの季節の待ちに待った、一大イベントとなっています。

今ではドイツ語圏のオーストリアやスイスや、かつてドイツの占領下にあったフランス・アルザス地方の中心都市ストラスブールで行われる“マルシェ・ド・ノエル”も有名で、日本からのこの時期の観光客も多く訪問するので、実際にご覧になった方も多いとおもいます。
このマルクトに欠かせないのが、先に書かせていただいた“ヴァン・ショー(=グリューワイン)”なのです。

材料は甘口赤ワイン(ポートワインやマデイラではなく所謂甘口です)をベースに、オレンジ、レモン、シナモ ン、クローブ、スターアニス、生姜、ピンクペッパー、ジュニパベリー、蜂蜜を鍋でアルコールを飛ばすように煮切るのですが、あまり煮立て過ぎてしまうとクドみが出て風味が悪くなってしまうので気をつけなければなりません。

大量にグビグビ飲むものでは有りませんが、寒風吹きさす屋外から一歩お店に入り、キュッとこのグリューワインを胃袋に収めると体の芯からポッカポカと温まります。是非キュッと一杯やっていって下さい。
(ご用意致しておりますグリューワインが、予定の準備数量に達した場合、予定を切り上げてサービスの終了となる場合がございます。ご承知於き下さいませ)

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