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2019年4月4日木曜日

丹波の山里ベッカライカフェ・:*【ゾンネ通信:No,0295】*:・(4/5~4/9)*:・

今回からはGoogle+のサービスも終了した事に伴い、こちらのブログサイトのみの情報発信となりますが、どうぞ今後とも宜しくお願い致します。

新年度を迎え、新しい元号「令和」となります今月末日の天皇退位、来月初の新天皇即位まで本当に間も無くです。

期待と不安の錯綜した春の中にいる様です。


4月からは労働基準法の改正を柱とした「働き方改革関連法」や、「改正入管難民法」等々、社会の仕組みそのものがガラリと切り替わる大転換点を迎えました。

国連は先月14日、2018年版最新の「世界幸福度報告書2018」を発表しました。

世界156カ国が対象となり、各国民の主観に委ねられますが、「どれくらい幸せに感じているか」を評価してもらった調査に加え、GDP、平均余命、寛大さ、社会的支援、自由度、腐敗度等これらの要素を数値化して幸福度を判定します。

あまり驚くべき結果はありませんでしたが、上位に占めているのはやはり北欧諸国でした。

トップがフィンランド、そしてデンマーク、ノルウェー、アイスランドと続きます。スウェーデンが7位と少し順位を落とすものの、1952年設立の「北欧理事会」加盟の5カ国が全てトップ10入っている事は素晴らしい事だと思います。

その理由としては、北欧諸国は社会保障の充実と、質の高い教育の仕組みがあげられています。

北欧の政治や社会システムの大きな特徴は、予算執行権の自由度の高い「地方分権」が進んでいる事と、穏健な多党による議会制民主主義がなされている事があげられます。

日本は2018年度には54位でしたが、じりじりと順位を下げ、58位となってしまいました。(2015年版調査では40位台にいました)

今回の調査と同時に行われた「移民の幸福度分析」でもフィンランドが117カ国調査した中で1位だったそうです。

個々人によって勿論差異は有りますでしょうが、日本と北欧での「幸福感」の定義が違うのでしょう。
それから、時間の感覚的長さも違うのではないかな?
とも思います。

「丸々24時間、全くフリーな時間があったら自分一人で、若しくは誰かと何して過ごしますか?」

家族揃って、大勢の友人達と、大切な友人やパートナーと、
一人何かに没頭しながら打ち込んで…
金銭的な要素のほか、自由度や寛容さなどを含め、何かこの答えに大切なものの優先順位から、個々人の幸福の輪郭が透けて見えてくる様な気がします。

但し、本来順位の付けられるものではなく、幸せを求めているか、幸せに無関心か、だとも思います。



《重要》【営業日/営業時間等のお知らせ】

誠に勝手ながらしばらくの期間、下記の通り営業時間(閉店時間)を変更させて頂きます。

皆様にはご不便をおかけ致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

現行 閉店時間 18:00 → 暫定期間 閉店時間 17:00
(また、突発的、かつ不規則的に営業時間の短縮等の変更がある場合はどうか御容赦下さいませ)
開店時間はいつも通りの朝8時からです。

【週末獨逸麺麭】

今週末金曜日(5日)のドイツパンはバックハウスブロート(Backhausbrot=パン焼き小屋風ブロート)です。


“バックハウス=Backhaus”とはドイツ語で「パン焼き小屋」を意味しますので、字の如く「パン焼き小屋風ブロート」という事になります。
嘗ては週に一度、ドイツの各村々にあるパン焼き小屋の石窯に火を入れ、村の各家庭でお母さんが仕込んだパン生地で作った日々食べる大型のパンを持ち寄って、共同で一週間分のパンを焼いていたそうです。このパン焼き小屋は古くから社交の場となっていたそうで、今でも活用されている石窯も多く残されているそうです。

素朴なドイツの古き良き伝統のノスタルジアを感じさせる“バックハウスブロート”は、ラントブロートやバオアンブロート同様に、ドイツ各地の地域性豊かなベーシックブロートとしてベッカライでは取り扱われている商品です。
配合や製法の異なるその地域/その村での流儀や伝承によって、パン焼き小屋に持ち寄った素朴なブロートは、時代は変わっても愛されているローカルフードの一つといえるでしょう。

偶数月1週目の日曜日(7日)のドイツパンは、グラハムブロート(Grahambrot)を焼き上げます。

このお店の初期の頃からお出ししていた、ドイツでもスタンダードなグラハムブロートの「グラハム」とは、人の名前に因んだものです。

1794年、米国コネチカット州にて司祭の息子として産まれた「シルベスター・グラハム(1794年~1851年)」と言う名前の男性は、牧師として自然派食品の摂取推奨とアルコール類の危険性を広く力説し、精神と身体の健康に関する思想的リーダーとなった人物です。欧米に菜食主義活動をしている方の多くが彼を今日もなお信望し続けています。

麦粒(玄麦)は大きく分けて3つの部位で構成されています。

通常製粉されて一般的に使用されている白い小麦粉は、麦粒全体の約83%を占める胚乳で主成分は糖質(でんぷん)とたんぱく質です。

全体量のわずか2%ではありますが、胚芽は芽となって成長する部分で、たんぱく質、脂質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6などの各種ビタミン・ミネラルを含んでいます。分離、精製して栄養補助食品等に使われます。

表皮は小麦粒の約15%を占めており、「ふすま(ブラン)」と呼ばれています。食物繊維、鉄分、カルシウムを豊富に含んでいます。
最近ここに含まれる食物繊維が腸内細菌の活動と密接に関係がある事が注目されています。

その効能を論じられる遥か昔にグラハム氏が考案した、小麦を漂白・精白する事無く、粗砕きしたもので作ったクッキー(グラハムクッキー)やパン(グラハムブロート)が、規律を重んじる南ドイツ・スイス・オーストリアで広く普及し、今日に至っています。


【この週末からのパングラタン】

今週末のパングラタンは、「蛸のスペインバル風トマト煮込みグラタン(Pulpo Guisado en salsa de tomate)」です。

近年日本でも、気軽に立ち寄って食べたり飲んだり、おしゃべりできるスペインスタイルを生かした南欧風居酒屋「バル」はとても人気がありますよね。丁度京都の「おばんざい」のスタイルに似た、カウンターにずらりと並んだスペイン各地方の特色ある伝統の大皿郷土料理を小皿にのせた“タパス”や楊枝に刺してつまめる“ピンチョス”といったスタイルが、今の時代の「チョイ飲み」と美食志向にうまく合致したのでしょう。

その中でも、 日本に紹介されているタパスの比較的メジャーな食材として大皿に乗ることの多い蛸の煮込みをご用意いたします。

大西洋に面したスペインの西端、ガリシア地方は魚介類の宝庫で日常的に海鮮に親しみ、バルにも海の幸をふんだんに取り入れた名物料理が多くあります。

蛸料理も例外ではなく、木皿にのせられて出てくる茹で蛸にEVオリーヴオイルとパプリカパウダーと塩のみの「蛸のガリシア風=Pulpo a Feira(プルポ・ ア・フェイラ)」は、地元ガリシアの白ワインの名産地で知られるリアス・バイシャスやリベイロで栽培されてるアルバリーニョ種の酸味と口当たりのバランスのとれた辛口の白ワインを飲みながら、仲間同士でワイワイ飲んだり、一人美味の悦にいる最高の「酒の肴」となります。

そして、この「この週末からのパングラタン」は、今回を含めてあと3営業週のみ、4月23日の販売で今シーズンは終了となります。

【《秋冬限定》この週末からの熱々スープ…終了】

秋冬限定と謳っていましたスープは4月3日(火)でひとまずシーズンの販売を一旦終了とさせて頂きました。

多くのお客様に熱々スープを味わって頂けた事を大変に嬉しく、また多くのお客様から週替わりスープを御支持頂けた事に心より御礼申し上げます。


【新商品/販売終了/休止/再開のお知らせ】

今営業週までの販売を持ちまして、「かぼちゃあんぱん」は一旦お休み期間に入ります。
この週末週明けが、今シーズン最後のご賞味機会の最終となり、しばらくお休みを頂き、また次秋の季節の深まる頃に販売の再開を予定致しております。

また、桜前線が本州 東北の北部を駆け上って行く頃になると、「尼寺のさくらあんぱん」と「クリームパン」、そして「ゾンネウントグリュック謹製パングラタン」はそろそろ終い支度を始める事となります。

今シーズンの最終販売は、今月23日(火)を予定致しております。連続夏日(25℃以上)など気温の上昇変化が生じた場合等により、予定よりも早く終了する可能性もございます。その際はどうかご容赦下さいませ。


【価格改定のお願い】

この4月からの原材料仕入れ価格などさまざまなコストの上昇により価格の維持が困難になってきております。

また、包装資材や物流のコストも高騰しています。中長期的にもこの傾向は続き、調達コストなどを押し上げていくことが今後もしばらく続く事が予想されます。

このような状況下において、当店では多方面から経営の合理化に努めてまいりましたが、金融市場のリスク要因の改善も見通せず、市場コスト高の改善策が示されないのが現状です。
顧客の皆さまに『安全・安心』で品質重視な製品を今後もお届けするためにも、自店の努力だけではコストアップの吸収は極めて困難であると判断し、明日(4月5日)より製品価格を止むを得ず一部改定させて頂きます。

弊店と致しましては、引き続き経営の効率化を図るとともに、これからも引き続き安心して御購入頂き、ご満足頂ける商品の製造とサービスの向上に努め、万全を期す所存でございます。

何卒状況をご賢察の上、伏してご理解と一層のご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

                       

・対象商品および改定内容 

商品カテゴリー            販売小売価格(現行価格)   (改定価格) 

美山牛乳(200ml紙パック入り)     ¥110     →   ¥120

ジョッキ牛乳            ¥320     →   ¥340

白パンピーナッツ          ¥160     →   ¥170

大納言               ¥530     →   ¥550

塩ツノパン            ¥150     →   ¥170

クライネピルツェ          ¥150   →   ¥160

・実施時期 
2019年4月5日(金)販売分より


【その他お知らせ】
  • お使い物等にご用命頂いております未晒し紙製のお手提げ袋(茶色)に於きまして、各種紙袋でのご用意は有料(大40円/中30円/小20円)とさせて頂いております。

今月5日(金)より、1会計合算(税込み)1,000円以上毎お買上げのお客様に1枚(1枚/1,000円〜1,990円、2枚/2,000円〜2,990…)御希望サイズを問わずサービスさせて頂く事と致しました。手土産等ギフト用にご利用頂けましたら嬉しく思います。

今後とも品質およびサービス向上に努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


  • カフェコーナー(イートイン・喫茶…テラス席も同様)ご利用時間(オーダーストップ、クローズタイム)を3月より、の恒久的な変更を致します事をお知らせします。


従来  8時00分~18時(現行暫定期間17時)
      ↓
3月以降 8時00分~17時(order stop 16時30分)

上記のように営業時間(現行の1時間早い閉店時間解除後も)を変更させて頂きます。宜しくお願いします(ホットドリンクはテイクアウトも同様です)。

  • 今年の厳冬シーズン期間中のテラス席のご利用はお休みさせて頂いております。

今月初頭頃のテラス席の再開をお伝え致しておりましたが、暫くの期間、現行の店内利用(喫食・喫茶は店内のテーブル・カウンター席を利用)して頂く事となります。

テラスでの和みのひと時を心待ちにされていらっしゃる皆様には大変申し訳御座いません。どうぞ宜しくお願い致します。(喫煙は従来通り店外にてお願い致します)


  • 当店駐車場は台数に限りがございます。
グループでお越しになられるお客様は、乗用車お1人1台ではなく、極力お乗り合わせの上お越し頂きます様希望し、伏してご協力お願い申し上げます。

  • 現在、弊店に隣接致しております市所管の学童保育施設の旧館(旧胡麻保育所跡)の園庭造成工事(第2期工事)が行なわれています。

工事期間中(年度末頃までの予定が駐車場入り口スロープの追加工事により、5月中頃の工事完了予定に工期延長との南丹市担当部局からの連絡が入りました)は、重機・工事車両の進入口が丁度店舗裏手勝手口付近一箇所となり、工事車両の出入に伴うごく短時間ながらも道路の閉鎖等の通行規制、騒音の発生等ご来店頂く皆様には、多少のご不便とご迷惑をお掛けする事と存じます。

安全確保のため、警備・誘導の担当者が若干名配置されると聞いておりますが、混乱無き様に何卒ご理解ご協力をお願い致します。

また、工事車両のみならず、小学校・学童施設とも隣接する道路は通園・通学・生活道路の為、また配送大型車両や緊急車両も通行しており、近隣住民の皆様や、その他のお客様の通行を妨げる迷惑駐車は事故を未然に防ぐ意味からも、どうか慎み頂きます様重ねてお願い申し上げます。
(駐車場内及び公路上での車両に因る事故、或いは盗難・破損等のトラブルにつきましては、当店といたしましては一切の責任を負いかねますので予めご了承願います)

(※天候不順や その他の理由のため、近隣各方面からのご来店が著しく困難な状況を事前に予想された場合には、営業時間の変更・中止を行う場合もございます。また、原材料・商材の入荷事情に拠り、予告なく販売予定商品の中止や、仕様の変更が発生する場合もございます。
予め御承知於き下さいます様、伏してお願い申し上げます。なお、ご不明な点などがございましたら、何也とお問い合わせ下さいませ。)


〜今週も拙い長文にお付合い頂き有り難うございました〜

【6月の臨時休業のお知らせ】 平素より格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。 誠に勝手ながら、所用のため ** 令和7 年6月11日(水)・12日(木)・13日(金) **の3日間、休業とさせていただきます。 (※11日・12日は通常の定休日、 13日は臨時休業でござ...